もくじ
皆さんは就職活動を行う際、どのような点に注意しながら、情報を集めていますか。
やりたい業種を調べるのはもちろんですが、実際に行っている企業の事業内容や企業理念の他、採用試験の問題や面接の内容に至るまで、調べることは実に多く広がっています。そこで今回は航空業界の就活対策についてご紹介していきたいと思います。
航空業界の応募資格を入念にチェック
航空業界と聞いてCA(客室乗務員)をイメージする人も多いかも知れませんが、メンテナンスなどを手がける技術職など理系が活躍できる職種は多種多様にあります。
毎年人気の業界の一つとして注目されていますが、業界の中の業種は広いため、個々の企業ごとに応募要件が違うという特徴があります。自分がどの仕事に携わっていきたいのかを明確にし、希望する職種を明確にする必要があります。
例えば、接客業はフライト時間が長く勤務時間も早朝から深夜に渡ることから、住んでいるエリアを特定して条件として定めている所もあります。資格要件が満たさないと書類選考に進めませんので、改めて確認してみることをおすすめします。
書類の審査では和文の履歴書と英文履歴書の二通を求められる企業もありますし、TOEICのスコアの添付で求めるところなどまちまちです。航空業界では企業によって資格要件も提出書類もバラバラと意識しておいた方がいいかもしれません。
見た目も大事!履歴書の写真はプロにお任せ
航空業界は華やかな業界であるため、見た目の印象を重要視している企業も多いという特徴があります。そのため、第一段階の履歴書の写真はプロにお任せして撮ってもらってはいかがでしょうか。
自動撮影ができるプリント機は値段が手頃ということもあって利用している人も多いかも知れませんが、撮り直しができないというデメリットも。その点、写真館やプロにお任せすると何枚も撮った中で一番良いものを選んでくれるので安心です。
もちろん、毎年多くの就活生の顔写真を撮影しているので、見せ方のプロに選らんでもらったものは、ある意味お墨付きをもらえた写真とも言えるのではないでしょうか。
スーツで適度な個性を演出
説明会やセミナーに参加する時のスーツや身だしなみは非常に重要です。ベーシックなスーツが就職活動では主流ですが、その中でもさりげなく個性を出すこともポイントになってきます。清楚なスーツを選ぶのはもちろんですが、自分の体系や顔の形にあったものを意識して選んでみましょう。
市販のものという選択もありますが、人生の大きな転機一つでもある就職活動ですから、オーダーメイドでスーツを新調するという方もいらっしゃいます。それだけ航空業界に対する思いや憧れを感じることができるのではないでしょうか。スカートの丈や、パンツの長さ、後ろ姿や襟元など、細かい部分にも目を向けてみましょう。
全体にはバランスは取れているが、袖が短いということがないようにくまなくチェックしてみることをおすすめします。
語学力を見る英会話面接
次は具体的な採用試験についてです。一次選考、二次面接、集団面接や役員面接などのステップを踏む就職試験ですが、航空業界の大きな特徴の一つに、英会話面接があります。英語での面接は英語力が試されますが、正しい日本語も持ち合わせていることが必須となります。
日本語と英語、そして仲間と協力して仕事ができるコミュニケーション能力も求められるので、語学力に自信がない人は、想定問答集などを通してトレーニングを積み、面接対策に備えてみてはいかがでしょうか。
航空業界では体力測定を行う企業が多い!
航空業界は技術職、接客業どちらも体力が求められます。そのため、基礎体力を把握するため身体検査や体力測定を事前の資料として提出を求める企業も増えています。身体検査は企業によって検査項目が違いますが、身長・体重・体脂肪などの他、眼球・耳鼻咽喉・循環器・呼吸器など多岐に渡ります。
これらの身体検査は一日で健康な身体を作ることはできないので、日頃から体調管理にも細心の注意を払う必要があります。また、同様に体力も求められる職種の一つなので、普段から適度なエクササイズなどをして体力作りも行いながら、心と体を鍛えておくことをおすすめします。
ライバルが多い航空業界だからこそ入念に準備を
毎年、「就職人気ランキング」には上位に位置する航空業界。文系理系はもちろん、男女問わず憧れの業界と言えるのではないでしょうか。
その分ライバルも多くいるので、やりたいことや進みたい道を明確にし、それに向かって情報収集や準備を進めることが重要になってきます。準備するにあたっては早すぎる位をイメージしながら進めていくとうまくいくかもしれませんね。
出典元:東洋経済ONLINE
まとめ
いかがでしたか。航空業界では基礎体力や身体検査などの特徴の他に、応募できる要件が企業によってまちまちです。一つ一つ丁寧に確認した上で、提出漏れがないように準備を進めましょう。難関の英語面接も視野に入れて、日頃から英語での会話やトレーニングもお忘れなく。志望する企業の内定を目指してがんばってくださいね。