大学生が選ぶ就職先人気企業ランキングで常に上位に選ばれている日立。
総合電機メーカーとして知られる大企業です。
日立製作所を中心とする日立グループを形成し、日本の基幹産業を根本から支えています。
そこで今回は、理系の就活で注目度が高い「日立」についてご紹介します。
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日立の歴史と沿革
日立グループの中核を担う日立製作所は、1910年(明治43年)に創業。
国産初となる鉱作機械、5馬力誘導電動機を3台制作したのが始まりでした。
もともとは、久原鉱業所日立鉱山付属の修理工場だったとのこと。
茨城県日立村大雄院に建設された修理工場は、日立製作所の創業の地とされています。
1920年(大正9年)に株式会社日立製作所として完全に独立し、資本金1000万円、従業員2700人の巨大企業が産声を上げました。
創業者小平浪平は、東京帝国大学工科大学電気工学科を卒業した技術畑出身の人物。
久原鉱業所に工作課長として入社後、水力発電所の設置やさまざまな設備の設計や設置の指導に技術者としての能力を発揮したとのこと。
5馬力誘導電動機は小平浪平が自ら設計、製作したそうです。
創業者からの歴代社長は、すべて技術畑出身であることも「技術の日立」と称される所以といえます。
(参考元:日立製作所|Wikipedia)
日立のプロフィール
日立グループ全体で掲げるスローガンは「Inspire the Next」。
この言葉には、創業以来変わることなく受け継がれてきた不屈の開拓者精神が込められています。
日立の創業者である小平浪平の強い信念「優れた自主技術・製品の開発を通じて、社会に貢献する」を、私たちは企業理念として継承しました。
引用元:日立グループアイデンティティ
日立グループは、日本国内のみならず海外に多くの拠点をもつ多国籍企業として事業を展開しています。
創業以来変わることなく日立グループの中心を担う日立製作所は、総合電機メーカーとしては国内最大規模を誇る大企業です。
大手電機8社、大手重電3社にも数えられ、日本のモノづくりを支えています。
数字でみる日立
日立の売上高は、連結で9兆7619億円、営業利益は6,004億円(2015年3月末)を計上。
日立製作所の売上高は、単独で1兆8,421億円(2015年3月末)となっています。
また、グループ全体では実に33万3150人の従業員が働いており、国内全業種のなかでトヨタ自動車についで第2位となる従業員数を誇っています。
日立製作所の平均年収は861万円、従業員の平均年齢は41歳とのこと。
同じ大手電機メーカーのパナソニック(平均年収756万円)や三菱電機(平均年収778万円)と年収面で比較すると、高い水準にあるといえますね。
(参考元:日立グループ|企業概要)
日立の事業領域
日立は、創業以来培ってきた独自の技術を活用して、さまざまな事業を展開し成長し続けているグローバル企業です。
特に、人々の暮らしを支える社会イノベーション事業は、重要な中核事業として最も力を注いでいます。
社会イノベーション事業とは、日立独自の高い技術と最新のIT技術を融合させ、安全で安心な社会インフラを世界に提供していくこと。
社会イノベーション事業の技術領域には、水事業やモビリティ、ITやエネルギーなどを含め9つの事業分野があります。
(参考元:日立|社会イノベーション)
なかでも、情報・通信システム事業は、社会イノベーションの中核を担う分野。
世界トップレベルのIT技術を駆使し、さまざまな社会インフラやイノベーションの整備に貢献しています。
さらには、近年注目されている「ビッグデータ」の利活用に取り組んでいることでも知られています。
日立には、世界を舞台に活躍できる無限ともいえるフィールドが用意されています。
(参考元:日立新卒採用|事業領域)
日立の求める人材とは
社会がとてつもないスピードで変化していく中で、誰かが答えを出してくれるわけでも、誰かが成長させてくれるわけでもありません。一人ひとりが広い視野をもって、主体的に成長していく意識を持つことが何より大切です。
日立では、こうした自ら成長していこうとする人財に対して、積極的に挑戦する場や、それを支える能力を育む教育機会を与えていきます。
引用元:日立新卒採用情報|社長からのメッセージ
日立では、グループを通して多種多様な職種で優秀な人材を求めています。
技術系職種
研究開発・設計開発・システムエンジニア・生産技術・品質保証・営業技術・保守管理など
事務系職種
営業・システムエンジニア・経理財務・資材調達・人事総務・生産管理・知財法務・企画・広報宣伝など。
(参考元:日立新卒採用|職種紹介)
日立の新卒採用ページでは、先輩社員が実際にどんな仕事をしているのかを知ることができます。
入社動機や取り組んだ仕事、仕事の面白さや苦労などが詳細に語られています。
職種別、専攻別で検索することができるので、是非チェックしてみてください。
(参考元:日立新卒採用|先輩メッセージ)
日立での働き方
日立では、社員を対象に働きやすい職場環境や教育制度を整えています。
ワーク・ライフ・マネジメントは、社員ひとりひとりの能力を最大限にいかすための支援制度です。
育児と仕事を両立するための支援として、妊娠通院休暇や妊娠障害休暇を始めとして、出産休暇や育児休暇の制度が整っています。
男性社員にも配偶者出産休暇(通算5日)があります。
他にも、住宅支援や社員持株会など生活をサポートする支援制度が用意されています。
(参考元:日立新卒採用|福利厚生)
教育制度は、入社から2年目まで実施されるOff-JT(研修)やOJT(実践)を通して、社会人としての基礎や仕事のスキルが学べます。
3年目以降からは、自分のスキルと能力に合わせたさまざまな研修プログラムを選択し、受講することでさらなる高みを目指すことが可能となります。
(参考元:日立新卒採用|教育・研修制度)
日立の就活事情
日立では、「フィールドマッチング」と呼ばれる独自の採用方式を実施しています。
応募者が希望する事業分野を選択し、実際にエンジニアやマネージャーと直接会って面談する採用方式です。
自分の希望と採用ニーズがマッチングすると、内々定が出されます。
事業分野が広い日立ならではの採用方式といえますね。
ほとんどが、学校推薦を受けた就活生が対象ですが、自由応募でも可能性はないとはいえません。
応募には、日立WEBサイトMYPAGEへ登録が必要となります。
詳しくは、日立グループ新卒採用ページをご覧ください。
まとめ
日立グループは、世界を舞台に躍進し続けるグローバル企業です。
事業分野が幅広く、技術系職種を目指す理系の就活生にとって魅力溢れるフィールドが用意されています。
毎年の採用実績においては、技術系の採用が事務系を大幅に上回っているとのこと。
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