もくじ
ネットワークやサーバーなどIT基盤の整備を行うインフラエンジニア。
将来性も高いことから、インフラエンジニアに憧れる方も多いのではないでしょうか?
その一方で「大学などで専門知識を学んだ人でないと就職できないのでは?」と考える人もいるでしょう。
しかし、実際は未経験でもインフラエンジニアになることは可能です!
今回は、未経験でも転職できる理由や、インフラエンジニアのメリットやデメリット、おすすめの資格などをご紹介します。
さらにYouTubeにて、インフラエンジニア関連資格の解説動画もあげていますので、良かったらこちらもチェックしてみてください。
\CCNAの資格取得ならウズカレ!/
コース名 | 特徴 | サイトURL |
---|---|---|
「CCNAコース」 | ・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師による個別指導 ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり |
\LinuCの資格取得ならウズカレ!/
コース名 | 特徴 | サイトURL |
---|---|---|
「LinuCコース」 | ・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師による個別指導 ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり |
インフラエンジニアに未経験でも転職できる理由
インフラエンジニアに未経験でも転職できる理由として、以下の4つが挙げられます。
- 保守運用案件が多いから
- 新卒採用に失敗している企業が多いから
- 将来性が見込めるから
- 未経験からでも挑戦しやすい環境が整ってきたから
1.保守運用案件が多いから
インフラエンジニアは開発エンジニアに比べて保守運用案件(ヘルプデスク、IT環境の監視、障害対応など)が圧倒的に多いことが特徴としてあげられます。
保守運用案件は24時間監視をするため、シフト制を導入していたり、案件自体にあまり多くの予算を割かれるものでもありません。
そのため、長くその案件にいるというより若手を中心としたエコシステムになっていることが多いです。
常に若手を募集しており、IT業界において未経験を受け入れる一番最初の貴重な入り口となっているのです。
また、日本には大きなシステムが多数存在し、それらの保守運用を担う若手も多数必要とされている、という事情も若手のインフラエンジニアを多数求める現状に繋がっています。
2.新卒採用に失敗している企業が多いから
みなさんは「IT業界で働いている人」と聞いて、どんな人を想像するでしょうか?
新卒就活をする方々も、ほとんどが「IT=プログラミング」と考えており、IT業界を目指して「よし、インフラエンジニアになろう!」という人はあまりいません。
社会からの需要は十分にあるため、業界としては新卒にいっぱい入ってもらいたい、しかし、募集をかけてもなかなか応募が来ない!
このように、採用に失敗している企業が多数存在します。
そのような背景から「新卒を取れないなら中途未経験で採用しよう」という企業がたくさんあるのです。
中には新卒に見つかっていない掘り出しモノの優良企業も多数存在するので、キャリアチェンジをするにはうってつけの職種と言えます。
\CCNAの資格取得ならウズカレ!/
コース名 | 特徴 | サイトURL |
---|---|---|
「CCNAコース」 | ・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師による個別指導 ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり |
インフラエンジニアの仕事は、一般的にネットワークやサーバーの整備を主とし、IT環境を支える役割があります。
つまり社会がIT技術を使い続ける限り、インフラエンジニアの仕事はニーズがあると言えるでしょう。
また2019年に経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」によると、今後もIT人材の需要は伸び続けると試算されています。
しかしその一方で、人材の需要に対して供給が追いつかず、2018年の時点で22万人の人材が不足しているのです。
企業は人材不足解消のため、経験の有無に関わらず採用を行っているケースも少なくありません。
さらに、20代は知識を柔軟に吸収できる上に、これから先も長く会社で働いてくれる可能性があります。
同じ未経験でも、30代以上より20代の方がチャンスが多いのです。
以上のことから、未経験でインフラエンジニアに転職するチャンスは十分にあると言えるでしょう。
4.未経験からでも挑戦しやすい環境が整ってきたから
インフラエンジニアを目指すためのスクールやオンライン教材が充実してきたことも、転職しやすい理由の1つです。
スクールやオンライン教材を活用すると、インフラエンジニアに必要な知識や資格の勉強ができます。
そのため、未経験であっても事前に基礎知識を身につけた状態で、転職に挑戦することができるのです。
また、スクールに通ったことや資格を持っていることは「インフラエンジニアとして就職したい!」という意志をアピールする材料にもなります。
このように、スクールやオンライン教材の活用は、未経験者にとってたくさんのメリットがあるため、非常におすすめですよ。
さらに、ウズウズカレッジでは、インフラエンジニアへの転職に有利な「CCNA」という資格のスクールもご用意しています。
未経験からインフラエンジニアへの挑戦を考えている人は、ぜひ一度チェックしてみてください!
インフラエンジニアの仕事内容と年収
インフラエンジニアの仕事は大きく次の3つです。
- 設計
- 構築
- 運用・保守
この流れは、今話題のクラウドインフラサービス「AWS」「Azure」「GCP」を活用した案件においても、概ね同じと考えて問題ありません。
経験やスキルによって、どの部分を担当するかは異なります。
特に設計の仕事には多くの経験や知識が求められるため、未経験の場合は運用・保守の仕事からスタートするのが一般的です。
設計の仕事について
設計は、クライアントの要望をヒアリングして、新しいITインフラを企画する仕事です。
ITインフラの開発には多くのメンバーが関わるため、単に企画を考えるだけでなく、全員が1つの目的に向かって進むための設計書も作ります。
設計の仕事に求められることは以下の3つです。
- クライアントから要望を聞きとるコミュニケーション能力
- 要望を具体的なシステムに置としこむ能力
- メンバー全員が理解できる設計書を書く能力
構築や運用の仕事を通して、実務レベルで通用するITインフラの技術を身に付けたうえで、設計の仕事に進むことが多いでしょう。
構築の仕事について
構築は、設計書を元にして、機器の運搬・組み立て、機器同士の接続、ソフトウェアのインストール、動作テストなどを行う仕事です。
構築の仕事には、多くの機器やスタッフが関わるため、以下が求められることが多いです。
- 現場を取りまとめるマネジメント能力
- 効率よく作業を進める計画力
運用・保守の仕事内容
未経験の人などが、インフラエンジニアの入り口の仕事として多いのが運用・保守の仕事です。
ITシステムが正常に作動するようにメンテナンスをしたり、トラブルが起きた時に原因を把握して対処する仕事です。
インフラエンジニアの年収について
インフラエンジニアの平均年収および月収は表のとおりです。
2022年7月時点で、正社員のインフラエンジニアの平均年収は534万円であり、日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。
▼年代別の平均年収はこちらです
日本の平均年収よりも、インフラエンジニアの年収の方が高いのは、人手が不足していることが要因の1つです。
「インフラエンジニアに未経験でも転職できる理由」の章でもお伝えしましたが、インフラエンジニアを含むIT人材は不足しています。
よって、企業はなるべく優秀な人材を確保するために、厚待遇で募集をかけることが多いのです。
また、インフラエンジニアの平均年収は534万円ですが、これ以上の年収を稼ぐことも可能です。
インフラエンジニアはスキルに応じて年収が決まる業界です。
そのため、多くの資格を取得したり、さまざまな実績を積んだりした人は、より多くの年収を稼ぐこともできるのです。
ただし、その一方で技術が向上しなければ、年収が下がる恐れもあります。
インフラエンジニアとして働くことを決めたら、自己研鑽は欠かさず行うようにしましょう。
インフラエンジニアはきつい?メリット・デメリット
人によってはきついと思うこともあるだろうし、思わない人もいると思います。
自分だったらきついか、意外と平気かは人それぞれなので、一度メリットデメリットをみて判断してみてください。
それでは、よく言われているデメリットからお伝えしていきますね。
本当にきついの?インフラエンジニアのデメリット
- スタート時点での給料が低い
- 未経験からスタートすると勉強が大変
- 夜勤や転勤がある場合も
スタート時点での給料が低い
1つ目のデメリットとしては、未経験からスタートすると最初は給料が低いということが挙げられます。
「どんどん給与を上げてやる!」と考える営業向きの方にとっては、少し物足りないかもしれません。
「資格取得奨励金制度」のある企業もあり、指定の資格を取得すると、給料が上がる会社もありますよ。
未経験からスタートすると勉強が大変
これは、インフラエンジニアに限った話ではありません。
どんな仕事でも最初は大変ですので、新しい職場に慣れて自分の知識が体系化してくるまでは、頑張るしかないといえるでしょう。
インフラエンジニアだから特別大変というわけではないですよ。
勉強し続けないとキャリアアップできない
インフラエンジニアになるためには、まずネットワークやサーバーに関する知識を身につけなければいけません。
ひととおり理解できるようになるには、数年かかることもあるでしょう。
しかし、インフラエンジニアの勉強はここで終わりではありません。
技術は日々進歩しているため、常に最新の知識を取り入れる必要があるのです。
継続的な学習をしなければ、周囲に後れを取ってしまいます。
その結果、昇進できなかったり、収入が伸び悩んだりすることもあるのです。
そのため、自発的に勉強することが苦手な人は、インフラエンジニアの仕事をきついと感じてしまう可能性があります。
夜勤や転勤がある場合も
企業の活動上、ITインフラを止められないケースも多くあります。
そのため、インフラエンジニアは夜間に働くこともあるのです。
システム開発のスケジュール上、土日休みではなくシフト制となる場合も多いでしょう。
もちろん働いた分のお休みはしっかり取れますが、「絶対に土日休みがいい!」という人にとってはデメリットですよね。
転勤がある場合も多く、特に外注先企業に所属して働くと、さまざまな現場を転々とする可能性もあります。
急に残業が発生することも珍しくない
「インフラエンジニアに未経験でも転職できる理由」の章で、障害対応などの仕事があると説明しましたが、障害はいつ発生するかわかりません。
そのため「定時で帰れるはずだったのに、障害のせいで今日は残業になっちゃった!」なんてこともあるのです。
また、インフラエンジニアが現場に呼ばれる障害は、ネットワークやサーバーなどIT基盤に関わるものがほとんどです。
よって、障害が発生したままでは、顧客はパソコンなどを十分に使えず、仕事が滞っているケースも少なくありません。
緊急性の高い障害が多いことから「今日は予定があるから明日以降で」と顧客や上司に言いづらいのも、インフラエンジニアの特徴の1つでしょう。
このことから、プライベートを削ることに抵抗のある人は、インフラエンジニアの仕事を苦痛に感じるかもしれません。
それでもおすすめ?インフラエンジニアのメリット
きつい側面もあるインフラエンジニアの仕事ですが、もちろんメリットもあります。
- 未経験からでも挑戦しやすい
- 給与が上がりやすい
- 将来性がある
- 資格でキャリアを作りやすい
メリットも知った上で、インフラエンジニアに転職するかどうか検討しましょう!
未経験からでも挑戦しやすい
未経験可ということは、学歴よりも知識や技術を重視する傾向が強いです。
そのため、技術さえあれば学歴に関係なく、キャリアや収入をアップできるメリットがあります。
また、インフラエンジニアは未経験からでも転職が可能ですが、他のIT系職種の場合は、そうもいきません。
大学などで専門知識を学んだ人や、その仕事の経験者でないと、応募すらできないIT系の職種もたくさんあります。
そんな中、未経験でも応募できるインフラエンジニアは、社会人になってから「エンジニアとして働きたい」「IT業界に携わりたい」と思った人でも挑戦できるのです。
学歴を理由にエンジニアを諦める必要がないことも、インフラエンジニアのメリットと言えるでしょう。
給与が上がりやすい
インフラエンジニアは、IT基盤に関する仕事であるため、需要の高い職種ですが、人材は不足しています。
そのため、働く側が良い条件の企業を選びやすくなっているのです。
また企業も、人材を確保するために厚待遇で募集をかけることが多く、これらのことが相まって、給料が上がりやすい傾向にあります。
もちろん、転職してすぐは給料が低いこともありますが、経験を積み技術を磨くことで、収入を上げることは十分に可能です。
インフラエンジニアへの転職は、今の職場よりも厚待遇の職場へ転職できるチャンスでもあるのです!
将来性がある
今後、ますますIT化が加速すると言われているため、インフラエンジニアの仕事は、なくなることはありません。むしろ増えるでしょう。
特にIoTが流行るとデータ通信量がかなり増えるので、通信インフラは重要になってきます。
資格でキャリアを作りやすい
自身の努力でキャリアアップを目指せることもインフラエンジニアの特徴です。
インフラエンジニアは、年齢や学歴よりも、技術や資格を重視する傾向にあります。
そのため、資格を多くとることで、先輩社員よりも早く出世したり、収入を上げることも可能です。
特に、上流工程の業務を担当したい場合は、資格があるとより有利になります。
コツコツ努力をすることが苦ではない人や、資格をたくさん取ってスキルアップをしたい人にはぴったりの職業と言えるでしょう。
インフラエンジニアに向いている人の特徴
メリットの多いインフラエンジニアですが、誰にでも向いている仕事ではありません。
インフラエンジニアに向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- 物事を論理的に考える
- 人と関わることが苦痛でない
- チームワークが好きor得意
インフラエンジニアを目指す前に、まずは自分の適性をチェックしてみましょう!
物事を論理的に考える
インフラエンジニアは、設計・構築・運用保守などの仕事がありますが、どの業務においても、論理的思考が必要になります。
例えば、構築の業務では「クライアントの要望のためには、どんな技術を提案したら良いだろうか」と目標に対するアプローチを筋道立てて考える必要があります。
また、障害対応の業務では「何が原因で障害が発生し、どのような対処をしたら解決できるのだろうか」と因果関係を正しく把握して、解決に導く力が必要です。
このように、インフラエンジニアの業務では常に論理的思考が求められるのです。
そのため、論理的思考が得意な人には向いている仕事といえるでしょう。
人と関わることが苦痛でない
「エンジニア」と聞くと、パソコンに向かって黙々と作業をする姿を思い浮かべる人もいることでしょう。
しかし、インフラエンジニアでそのような働き方をする人は少なく、むしろ人と関わりながら仕事をすることが多いです。
例えば、クライアントの要望を聞いて、その解決法をわかりやすく説明したり、障害対応で訪問した企業に、原因と対策を報告したりする必要があります。
IT機器で黙々と作業をする時間ももちろんありますが、クライアントの話にしっかり耳を傾けることや、人にわかりやすく説明することも、大切な仕事なのです。
そのため、人と関わったり、話したりすることが得意な方には、向いている仕事と言えるでしょう。
チームワークが好きor得意
インフラエンジニアが仕事をするときは、上司や同僚たちとチームを組んで仕事をすることも珍しくありません。
これは、1人がさばける仕事量に限界があることや、部下の育成、ミス防止などのためです。
したがって、仕事中はチームメンバーと綿密に連携を取りながら、業務上の課題や対応策についての打ち合わせを行ったり、進捗を共有したりする必要があります。
協調性を求められる場面が多いため、チームで取り組むことが好きもしくは得意な人は、インフラエンジニアに向いているでしょう。
インフラエンジニアにおすすめの資格
未経験からインフラエンジニアを目指すならとにもかくにも資格取得が近道です。
プログラマー就職でよくとられる「ポートフォリオ(デモサイト)を作ってから就職活動」という戦略は、インフラエンジニア就職ではあまり得策と言えません。
インフラエンジニアを目指すうえでおすすめな資格は全部で3つです!
- CCNA
- LinuC(またはLinux)
- 基本情報技術者試験
この後に詳しく説明をしますが、それでも「よくわからない」「どれか迷った」場合は、CCNAが特におすすめです!
1.CCNA(Cisco Certified Network Associate)
ネットワーク機器メーカー最大手のシスコシステムズ社によって実施されるネットワークエンジニアの認定資格の1つであり、ネットワークに関する基礎的な技術やネットワーク機器を扱うために必要な知識が問われます。
インフラエンジニアはネットワークに関する様々な業務を行うため、多くのITインフラ企業が新人研修でCCNA取得のための研修を用意しています。
資格取得をしたら3万円/月給料UPするような会社もあるのでおすすめですよ。
CCNA資格取得なら、ウズウズカレッジ!
ウズカレCCNAコースのおすすめPOINT
- 受講満足度5点満点中4.4以上!
- エンジニア実務経験のある講師による個別指導
- 受講後は就職定着率97%の就職サポートあり
LinuCレベル1(またはLinux)
※101試験。102試験(各16,500円)の2つに合格する必要あり | |
LinuCレベル1(またはLinux)は“サーバーエンジニア”にとっての登竜門的な資格です。
多くのサーバーで採用されているOS「Linux」に関する基礎的な知識が問われます。
インフラエンジニアはサーバーを構築する業務が多く、Linuxを操作できないと仕事にならないため、ITインフラ企業の多くが新人研修でLinuCレベル1(またはLPIC-1)取得のための研修を用意しています。
LinuCレベル1とLPIC-1はどちらもLinux技術者のスキル認定資格で、2者間で試験内容や受験費用に大差は無いので、どちらを受けても問題ありません。
LPIC-1はグローバルな資格であることに対し、LinuCレベル1は「日本市場向けの改良版LPIC」といったところでしょうか。
運営母体のLPI-Japanも社会的に信頼されている団体なので、資格としてLPICに劣るということはありません。
LinuC資格取得なら、ウズウズカレッジ!
ウズカレLinuCコースのおすすめPOINT
- 受講満足度5点満点中4.4以上!
- エンジニア実務経験のある講師による個別指導
- 受講後は就職定着率97%の就職サポートあり
基本情報技術者試験
サーバーやネットワークだけでなく、プログラミングやコンピュータサイエンス、はたまたプロジェクトマネジメント・IT戦略策定・法務など、IT業界で働く者として必要になる知識を“広く浅く”問う資格となっています。
様々なIT知識を必要とするSEにとって登竜門的な資格であり、多くのSIer(SEの所属企業)の新人が基本情報技術者試験の資格取得を目指しています。
インフラエンジニアとしても設計やプロジェクトマネジメントを担っていく立場になるならば必須の資格と考えてよいでしょう。
資格取得のためのおすすめの勉強方法
ここからは資格取得に向けた具体的な勉強方法をいくつかご紹介します。
- 参考書を読んで全体の概要を掴む
- 演習問題をとにかく解く
- スクールに通う
それぞれについて詳しく解説していきます。
参考書を読んで全体の概要を掴む
IT技術は専門的な横文字ばかりで、知識ゼロから始める場合は「いきなり演習問題を解く」という“あるある”な資格試験対策は難易度が高かったりします。
インフラエンジニアの登竜門的な資格はどれも受験者数の多いメジャーなものばかりなので、非常に多くの参考書が販売されていて迷ってしまいますよね。
そのため、自分にあった参考書を見つけて、試験範囲全体の概要を掴むところからスタートする事がおすすめです。
実際に本屋さんに行って自分に合いそうなもの、自分が読みやすいと感じるものを見つけるとよいでしょう。
演習問題をとにかく解く
参考書で全体の知識を網羅したらすぐに演習問題を解くことに力を入れましょう。
なんども繰り返して問題を解く事がおすすめです!
スクールに通う
資格の取得は基本的に独学でも可能ですが、スクールに通うのも一つの手です。
スクールに通うメリットはなんと言っても『時間の節約』です。
- 調べたり考え込んだりする時間がなくなる
- 何にどれだけ時間をかけるべきかという学習ロードマップを作ってもらえる
- スケジュールどおり進められるよう背中を押される
「無駄なく挫折なく最短で資格を取得したい方」や「自己マネジメントが苦手な方」は通う価値があるでしょう。
\CCNAの資格取得ならウズカレ!/
コース名 | 特徴 | サイトURL |
---|---|---|
「CCNAコース」 | ・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師による個別指導 ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり |
未経験からインフラエンジニアになる際、会社選びのコツ
どの企業に入っても一緒かなあ?
どの職業でもそうですが、企業選びは非常に重要です。
特に、インフラエンジニアの場合は、企業選びを間違えてしまうと、今後のキャリアに響くこともあります。
ここでご紹介する企業選びのコツは以下のとおりです。
- 業務を通じてスキルアップできる
- 研修制度が充実している
- 資格取得の支援が手厚い
それぞれについて、詳しく解説していきましょう!
業務を通じてスキルアップできる
業務内容を読んだときに「監視のみ」と書かれているなど、スキルアップが見込めなさそうな求人には注意が必要です。
インフラエンジニアは、経験や実績がその後の昇進や収入に影響します。
しかし、あまりにも単調な業務だけだと、スキルアップができず、ポジションや年収が伸び悩んでしまうのです。
希望する業務が明確にある人は、その業務に携われるか事前に必ず確認しましょう。
反対に、やりたいことがあまり決まっていない人には、幅広い業務に携われる企業がおすすめです。
これは、さまざまな業務を経験して自身の適性を確かめられるだけでなく、仕事内容に関するミスマッチのリスクも減らすことができるのです。
研修制度が充実している
将来、インフラエンジニアとして活躍したい人は、仕事をしながらどんどんスキルアップしていく必要があります。
スキルアップの方法としては、自己学習による資格取得が第一に挙げられますが、仕事をしながら勉強に励むのはなかなか難しいものです。
急な残業なども発生しやすい仕事であるため、日によっては勉強のスケジュールが崩れてしまうこともあるでしょう。
このようなことが積み重なると「いつの間にか、勉強のやる気がなくなっちゃった……」なんてことも。
しかし、研修制度が充実している会社では、自己学習の時間を作らなくとも、勉強時間を確保できるのです。
また、研修を通じて社員同士で教えあうこともできるため、わからないことがあれば、すぐ誰かに聞くこともできるでしょう。
プライベートの時間をあまり削ることなく、効率的なスキルアップを期待できることから、研修制度の充実している会社は転職先候補に入れておいて損はありません。
資格取得の支援が手厚い
インフラエンジニアとして働くには、資格取得が重要ですが、資格試験を受けるためには受験料を支払う必要があります。
資格によっては、数万円の試験料を支払う必要があり、その出費を痛いと感じているエンジニアも少なくありません。
しかし、企業の中には資格取得手当などを設けているところもあります。
受験費用を一部もしくは全額負担してくれる会社や、合格のお祝い金が用意されている会社もありますので、求人情報にそのような記載がないか確認してみましょう。
また先に解説した2点と比較すると、資格取得手当の重要度は低いですが、このような制度のある会社は、社員を大事にする傾向があります。
社風を重視する人は、このような会社も視野に入れておくと良いでしょう。
未経験からSESでエンジニアを目指すときのメリット・デメリットや働き方については、以下の記事をチェックしてみください。
参考:SES業務管理の統合ツール Fairgrit®公式サイト「未経験・ロースキルの方がSESでエンジニアを目指すことは可能なのか?」
未経験からインフラエンジニアに転職した体験談
27歳男性 インフラエンジニア歴3年(会社規模100名)
底堅い市場価値のある職業だから。努力次第で大きく市場価値を伸ばせる職業だから。
Q.インフラエンジニアになってよかったことは?
不況にも負けない市場価値をつけられた点です。現在コロナウイルスで就職が大変な状況が続いていますが、私は昨年コロナの影響を全然受けずに転職を成功させられました。
Q.インフラエンジニアになってから一番やりがいを感じた瞬間は?
自分の力で仕事をやり遂げた時です。まずやるべきことの洗い出しを行い、必死に調べながら手順書を作成して、上長の手順書レビューを通し、各関係部署との調整も行い、丁寧に準備を進めて1つのタスクを完遂した時のやりがいは本当に大きいです。
25歳女性 インフラエンジニア歴2年目(会社規模2,438名)
将来性のある業種だと思ったからです。
Q.インフラエンジニアになってよかったことは?
自分の成長を感じられることです。
資格を取ることでも知識の広がりを目に見えて感じます。見様見真似で行っていた作業の意味や立ち位置、繋がりが見えてきます。
Q.インフラエンジニアになってから一番やりがいを感じた瞬間は?
ソフトウェアの異常終了や、ネットワークが繋がらないなどのトラブルを解決したときです。
問題がどこにあるのか切り分けをしていき、徐々に正解に近づいていると感じたときのおもしろさや、人から助かったよと感謝されるからです。
27歳女性 インフラエンジニア歴2年目(会社規模430名)
これから成長するITに将来性を感じたため。
Q.インフラエンジニアになってよかったことは?
勉強すればするだけ、その後実務でいつか必ず知識の点と点が線に繋がるときがきます。努力が無駄ではないと感じられる職業だと思います。
Q.インフラエンジニアになってから一番やりがいを感じた瞬間は?
業務に携わり始めて、「こういうものだ」としか認識していなかった知識が理解に追いついた瞬間。そしてその後、業務において先が想像できるようになった時。
25歳男性 インフラエンジニア歴3年目(会社規模150名)
技術職だから、安定していそうだったから。
Q.インフラエンジニアになってよかったことは?
学んだ技術が実務で活かせる瞬間が楽しいと思う。
Q.インフラエンジニアになってから一番やりがいを感じた瞬間は?
自分の作成した手順書やマニュアルがユーザーの手に渡り、運用が開始されたときに、苦労して作って良かったなと感じる。
未経験でインフラエンジニア になりたい人のよくあるQ&A
未経験からインフラエンジニアになりたい人によく聞かれる質問をまとめてみました!
Q.インフラエンジニアの将来性や長期的な需要はあるの?
インフラエンジニアの将来性は◎と言えるでしょう。
IT化が加速する社会において、その環境を作っていく仕事が減るということはまずありえません。
特にIoTやAIといった先端技術は多種多様なデータを必要としており、膨大なデータを貯めたり通信したりする環境を作っていくインフラエンジニアの役割はこれからの時代で欠かすことができません。
Q.夜勤やブラック企業が多いって聞いたけど本当?
夜勤や土日祝勤務などのシフト制を取り入れている企業は実際多いです。
インフラエンジニアに多い保守運用案件の場合、IT環境を24時間365日監視しなければならない案件も珍しくなく、そういった案件に配属された場合はチームメンバーと連携してシフト制で業務にあたることになります。
設計構築業務に携わるようになるとこういった案件に配属されることが減るため、シフト制の案件に配属されるのは若手だけという企業も少なくありません。
シフト制であることとブラックであることは切り離して考えた方がよいです。
ブラック企業であるかどうかは業務内容・顧客・雇用契約などから見極めましょう。
Q.給料が上がりにくいイメージがあるけど、実際どうなの?
結論から言うと、給料が上がりにくい面はあります。
特にボーッと流されているだけのタイプの人は給料が上がりにくいです。
エンジニアは基本的には年功序列ではなく実力主義の世界です。
積極的に手を挙げて新しいスキル、高度なスキルを獲得しようと動いている人はグングン給料が上がっていきます。
エンジニアは実力さえあれば転職のしやすい職種なので、自分の力に見合った給料が貰えていないなら、別の会社へ転職したらよいだけです。
Q.インフラエンジニアってつまらないの?やりがいはなに?
インフラエンジニアは顧客の要望に合ったIT環境を作る職人のような仕事です。
また、その道具は常に進化しており常に勉強し続けなければなりません。
なので、何かを突き詰めたい職人気質の方やITヲタクな方にはピッタリです。
また、ITサービスの土台を作る縁の下の力持ち的な仕事なので、目立つわけではないが陰から支えることに喜びを感じる人にはうってつけの仕事だと言えます。
Qインフラエンジニアは女性が少ないイメージ…女性の働きやすさはどう?
インフラエンジニアの現場では女性もたくさん活躍しております。
ただし、夜勤に女性を回すことが難しいため、採用を男性優遇としている企業は多い傾向にあります。
そういった背景から女性の方がインフラエンジニアになるための難易度は高いと言えますが、なってしまえばそこからは実力主義の世界なので、自分の努力次第で理想の環境を掴めると考えていただいて問題ありません。
在宅ワークもしやすいので、将来的にフリーランスで子育てをしなが案件を受けるなんてことも可能です。
Q未経験でインフラエンジニアになった後の、キャリアパスはどういうのがあるの?
以下のようなものが挙げられます。
ネットワーク、サーバー、セキュリティなどの各分野の専門家
・SE
プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーなどの管理者
・ITコンサルタント
ITサービスの構想段階におけるノウハウ提供
・フルスタックエンジニア
主に小規模なITサービスを一人で構築できるオールラウンダー
この記事のまとめ
インフラエンジニアは未経験からでも、十分目指せる職業です。
しかし、向き不向きのある職業であるため、自身に適性があるかよく考えてから応募しましょう。
また、インフラエンジニアに転職するときは、事前にスクールに通ったり、オンライン教材で勉強したりしてから応募すると、採用の可能性が高くなります。
転職の際は、戦略を立ててから臨むことをおすすめします。
さらに、ウズウズカレッジでは、インフラエンジニアへの転職に有利な「CCNA」という資格を取得できる講座もご用意しています!
マンツーマンで講義を受けられる上に、受講後は就職サポートも行っています。
登録や相談は無料ですので、お気軽にご相談ください!
CCNA資格取得なら、ウズウズカレッジ!
ウズカレCCNAコースのおすすめPOINT
- 受講満足度5点満点中4.4以上!
- エンジニア実務経験のある講師による個別指導
- 受講後は就職定着率97%の就職サポートあり