もくじ
スマホやタブレットの普及に伴って、SE(システムエンジニア)やプログラマー職の人気は高まっています。
システム開発やプログラミングを仕事にしたいと考える方も多いでしょう。
そこでこの記事では、次のような内容を解説していきます。
- SE/プログラマー職の求人数や求人倍率はどのくらい?
- SE/プログラマー職の年収や残業時間はどのくらい?
- どうしたらSE/プログラマー職に就けるの?
SEやプログラマー職に興味のある方は、ぜひ読んでみてください!
【SE/プログラマー職の基礎知識】まずは、求人数を見てみよう
SEとプログラマーは、両方ともIT技術に関わる仕事です。
どちらの職種も、
- アプリケーション開発
- システム管理
- ゲーム制作
などに携わるのですが、それぞれが担当する領域は異なります。
SEは主に、
SEの仕事
- クライアントとの打ち合わせ
- 大まかなシステム設計
- 開発チームのマネジメント
といった業務を担当します。
それに対して、プログラマーの主な仕事は以下の通り。
プログラマーの仕事
- 設計書に基づくプログラミング
- システムの動作テスト
- SEとの打ち合わせ
SEとプログラマーが連携して、IT技術を開発していくイメージですね。
SE/プログラマー職の求人数はどのくらい?
SEやプログラマー職の求人数を見てみましょう。
厚生労働省の「職業別一般職業紹介状況」データによると、SE/プログラマー職の有効求人数は、49,573件です。
同じ技術系の12の職業の中で、上位5つは以下の通り。
- 1位:社会福祉の専門的職業(77,297件)
- 2位:保健師・助産師等(63,210件)
- 3位:建築・土木・測量技術者(57,929件)
- 4位:SE・プログラマー職(49,573件)
- 5位:医療技術者(26,713件)
SEやプログラマー職の有効求人数は第4位です。
求人数が多い背景としては、
- 業務のIT化が進み、社内SE/プログラマーを採用したい
- システム開発案件を多く受注するため、SE/プログラマーを増やしたい
といった企業が増加したことが挙げられます。
SEやプログラマーを目指す人にとっては、大きなチャンスといえるでしょう。
【SE/プログラマー職の基礎知識】求人倍率ってどうなってる?
気になるところですよね。
そもそも求人倍率とは、求人数÷求職者数で計算され、仕事を求める1人に対してどのくらいの求人があるかを示す数値です。
求人倍率は、高い方が転職に有利といえるでしょう。
2019年4月におけるdodaの調査によると、SE/プログラマーを含むIT/通信業界の求人倍率は、6.30倍です。
求人倍率が高い3つの業界は以下の通り。
- 1位:IT/通信(6.30倍)
- 2位:サービス(2.43倍)
- 3位:金融(1.83倍)
実は、IT/通信業界の求人倍率は第1位なのです。
他の業界と比較しても、転職には有利といえるでしょう。
SE/プログラマー職の平均年収や平均残業時間ってどうなの?
実際に働くことを考えると、給料や残業時間は気になりますよね。
この項目では、SE/プログラマー職の
- 平均年収
- 平均残業時間
についてデータを基に解説していきますので、参考にしてみてください。
SE/プログラマー職の平均年収はどのくらい?
dodaの「平均年収ランキング 最新版 【職種別】」調査によると、SE/プログラマー職の平均年収は428万円です。
IT・通信系全体の平均年収456万円よりも、少し低いくらいでしょうか。
そう落ち込むこともありません。
経験を積むことで、以下の通り平均年収は上がっていきます。
- 30代:486万円
- 40代:549万円
- 50代:598万円
また、プログラミング経験を活かして、より年収の高い職種への転職もできるのです。
IT・通信系で平均年収の高い職種は以下の通り。
- 1位:プロジェクトマネージャー(695万円)
- 2位:ITコンサルタント(604万円)
- 3位:IT戦略/システム企画(585万円)
いずれもプログラミングの現場を知ったうえで、
- システム開発の企画
- クライアントへの課題解決の提案
- プロジェクト全体の統括
などを行う職種ですね。
技術の進歩が早い分野ですので、転職するためには働きながらしっかりと勉強をしていく必要はありますが、興味のある人は目指してみましょう。
SE/プログラマー職の平均残業時間はどのくらい?
残業時間も気になるところですね。
dodaの「15,000人の残業時間ランキング」調査によると、SE/プログラマー職の平均残業時間は月33.9時間。
1ヶ月で20日出勤する場合、1日あたりの残業時間は約1.7時間です。
どのようなプロジェクトに関わるかにもよりますが、残業が発生する日もあるでしょう。
残業する理由としては、
- プロジェクトの締切がある
- クライアントの依頼に対してスピーディな対応が求められる
といったことが挙げられます。
日々進化する技術を勉強しながら業務をこなす必要があることも、残業時間が長くなる理由の一つです。
ただ、経験を積むことで仕事の効率も上がりますので、少しずつ残業時間を調整できるようになるでしょう。
SE/プログラマー職に就きたい!と思ったら……
- スマホやタブレットの普及
- 業務のIT化
に伴って、SE/プログラマー職の求人は増えつつあります。
また、未経験からでも採用してくれる企業が多いため、フリーターや第二新卒でも狙いやすい職種といえるでしょう。
ただし、面接前にしっかりとした準備をしておかないと、内定は掴み取れません。
IT業界は技術の進歩が早いため、面接の中では、
- 新しい技術に関する情報を集める力があるか
- 継続的にスキルアップしていく気持ちがあるか
といったことが問われます。
このような質問に対して、自分の考えを論理的に答えることが重要です。
そう感じるときは「就職支援サービス」を頼るのがおすすめです。
- 自分に合ったSE/プログラミング会社の紹介
- 蓄積したノウハウに基づく面接訓練
といったサポートが受けられます。
私たちUZUZでも、フリーターや第二新卒に特化した就職支援を行っています。
- 応募する企業に合わせての面接シミュレーション
- 平均20時間以上に及ぶキャリアカウンセリング
といったサポートが充実。
- 正社員としての経験がなくて不安を感じる
- 再就職するのに自信がない
といった方も優しくサポートしています。
登録は簡単にできますので、ぜひお気軽にご相談ください。
業界のことをしっかり学んでSE/プログラマー職を目指そう!
今回は、SEやプログラマー職の
- 求人数
- 求人倍率
- 平均年収
- 平均残業時間
についてご紹介しました。
未経験歓迎の企業も多く、フリーターや第二新卒の方でも挑戦しやすい職種ですが、この記事を参考に業界のことをしっかりと学んだうえで面接に臨みましょう。
「SE/プログラマー職に憧れるけど、どんな対策をしたら良いかわからない……」という人は、私たちUZUZにご相談ください。
内定が勝ち取れるまで全面的にサポートします!
第二の就活 編集部
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