もくじ
「2年以上のフリーター期間があるから、正社員としての就職なんて不可能!」と思い込んでいるあなた。
たとえ長い空白期間があったとしても、その期間で得たことを前向きに伝えられたらプラス評価に変わることだってあるのです。
しかし「どう伝えたらいいか分からない!」という方が大半でしょう。
そこで、フリーターの方が就職を考えたときに一番悩む、「空白期間の前向きな伝え方のコツ」を伝授したいと思います。
UZUZが徹底サポート!
就職を目指すフリーターの空白期間をプラスに変えるために必要な2つのこと
マイナスイメージが強い空白期間は、伝え方次第でプラスの印象に変えることが可能です。
空白期間を伝えるときに大切なのは、ありのままの自分を受け入れ、前に進もうとしている前向きで素直な姿勢をアピールすること。
「自分に自信が持てない」という方は、まずはゆっくり自分と向き合いありのままの自分を受け入れましょう。
自分の欠点を理解し、よりよい自分になるための努力が自然にできるようにならなければなりません。
そしてどんな自分もかけがえのない大切な存在だと思えるようにしましょう。
ここで、自分に自信を持つための具体的な方法を2つ紹介しましょう。
ポジティブな言葉を自分に唱える
- 自分はできる
- 自分は幸せになる価値がある
といったポジティブになる言葉を毎日書いたり、言葉で発したりしましょう。
一方で、
- 自分はダメな人間だ
- いつも失敗してしまう
というようなネガティブな言葉は絶対に使わないようにしましょう。
自分の話す言葉を一番よく聞いているのはあなたです。
ポジティブな言葉をかけて自分に自信をつけましょう。
小さな成功体験を積む
毎日できる目標を立て、達成できたら小さな成功体験を得られます。
例えば、
- 難易度は低くても興味のある資格を取得してみる
- ヒッチハイクで旅行をする
- 毎日15分ランニングする
- 毎日オンライン英会話を30分受講する
といった目標。
このような小さな目標を立てて、実現していくことで、成功体験を積んで少しずつ自分に自信をつけていくのです。
同時に、自分の存在価値を高めるだけでなく「あきらめない心」も育ちます。
あなた自身の気持ちの持ちようが変わることで面接のときの熱意・姿勢・表情が変わり、面接官への伝わり方も変わります。
就職を目指すフリーターの空白期間をプラスに変える伝え方事例1「アルバイトでの経験を次のステップへ」
あなたが空白期間にアルバイトをしていたのであれば、そこでたくさんのことを経験し、学んだはずです。
その経験が、次のステップに進もうとするきっかけになったのであれば、就職でもプラスになると思いませんか。
例えば、以下のような具体例を挙げてみました。
アルバイト先の飲食店で、お客様からの注文を自動で受ける電子端末が導入されることになりました。
店のことをよく知る私も導入化のメンバーとして加わることになったのです。
しかし元々ITに疎い私は、自分が役に立てるのか不安でした。
エンジニアの方から端末に付け加えたい機能や作業の順序などを聞かれ、アルバイトのチームリーダーをしていた私はどのようにすればスタッフ全員のミスが減り、更に仕事が効率化されるのかをじっくり考えエンジニアの方に伝えました。
その結果、電子端末が導入されたことでアルバイトのミスは極端に減り業務も効率化され店長にも感謝されました。
この電子端末の導入化に加わったことで、アナログでは実現できないIT技術の無限の可能性を知りました。
まだまだ私たちの仕事にはIT化することで仕事が効率化され、労働者のストレスや負担が減ると思います。
今度は私がIT技術を身につけて、多くの人の仕事の負担を減らし、働きやすい社会を作る手助けをしたいと考えるようになりました。
このようにアルバイト先での経験やある出来事がきっかけで興味を持つようになった職種、志望した動機などがあればその経緯を詳しく説明してリンクさせましょう。
空白期間に得た経験が志望動機に変われば、採用担当者には「空白期間が決して無駄な時間ではなかった」と伝わります。
就職を目指すフリーターの空白期間をプラスに変える伝え方事例2「追いかけていた夢に別の形で関わりたい」
「バンドで売れることを夢見ていた」「弁護士になるために司法試験に挑戦し続けた」など自分の夢を追いかける姿勢は素敵ですよね。
「何かを目指すのに生活費を稼がなければならず、フリーターをしていた」というのであればフリーターという空白期間に納得してもらえるでしょう。
例えば、このような具体例を挙げました。
私には公認会計士になる夢があり、フリーターで生活費を稼ぎながら公認会計士試験に何度も挑戦しましたが、結局合格することができませんでした。
20代後半を過ぎ「このまま公認会計士を目指すよりも早く社会に出た方が良いのではないか」と考えるようになりました。
そこで公認会計士試験の勉強で得た知識を活かせる経理の仕事を目指す決心をしました。
このように「夢を追いかける過程で得た知識を活かして、別の職種に就きたい」と伝えれば勉強していた期間が無駄になりません。
また他にも夢を追いかけている中で自分と向き合い改めて考えたところ、「方向転換を決心し就職に切り替えた」という流れで伝えても良いでしょう。
空白期間があったおかげで、ゆっくり自分の今後について考えることができたのであれば、それは人生にとって有意義な時間だったといえますよね。
就職を目指すフリーターの空白期間をプラスに変える伝え方事例3「自分自身の休息時間だったが十分環境を整えた」
あなた自身が体調を壊しフルタイムで働ける状況ではなかったなど、自分の身体を一度休ませる必要があったからフリーターをしていたという方は、実際に多いのではないでしょうか。
「病気をしていたことが分かれば弱い人間だと思われて不採用になるかも」などと考えてはいけません。
この場合は自分の過去の状況を隠すことなく正直に話しましょう。
採用担当者にとってあなたが病気をしていたことや困難な状況にあったことは重要ではなく、空白期間の間に「それをどのように乗り越えたのか」「あなたがどう変わったのか」を知りたいのです。
以下のような具体例を示しました。
私は学生時代にいじめにあった経験から人を信用できず、人と上手く話すことさえできない状況でした。
新卒で就職活動も行いましたが、自分に自信がなく、人とコミュニケーションをとることが怖い私は結局内定を取ることができませんでした。
そして卒業後はとりあえずアルバイトで働くことにしました。
最初は緊張で仕事が上手くいきませんでしたが、慣れてくるとお客様との会話を楽しんでいたり、同僚と自然に仲良くできている自分に気づきました。
私は自分自身をコミュニケーション障害だと思い込んでいたのですが、実際にはそうでなかったのです。
このような場合は空白期間にフリーターをしたおかげで本来の自分の姿に気づき、自信を取り戻したことを伝えられます。
この他にも精神的な理由で通院が必要だったが空白期間にゆっくり休めたため、「これからは休んでいた分を取り戻したい」など前向きな姿勢を伝えるとよいでしょう。
ゆっくり休んでいた間にどのように自分と向き合い、どのように置かれた環境を整え、どのように気持ちを切り替えたかを具体的に説明することが大切です。
フリーターが就職を目指すなら空白期間についての“嘘”はNG
今回、3つの具体例と共に空白期間をプラスに伝える方法を説明しましたが、重要なのは「絶対に自分でストーリーを作ったり、嘘を盛り込んだりしてはいけない」ということです。
人事採用者はプロなので、あなたが本当のことを言っているか否か、一瞬で見抜くことができます。
面接では、色々な角度からあなたの経験に対して質問します。
追及が深くなればなるほど、嘘は簡単にバレてしまうでしょう。
仮に入社できたとしても、後から嘘が発覚したら解雇される可能性も十分にあります。
そのため、必要な情報であれば一見不利になりそうなことも正直に伝えましょう。
その際、他人のせいにしたり周りの環境のせいにしたりと言い訳ばかりしていると悪い印象を与えてしまいます。
自分の行いや考えがダメだった部分は素直に認めて、自分を見つめ直した今だからこそ今後のことを前向きに考えられる姿勢を見せましょう。
嘘は盛り込まずに、「少し遠回りしたけれど、そこで得た経験や時間がマイナスな事をプラスに捉えることができた」という流れで伝えると良いです。
とはいっても
- 本当にこの伝え方でプラスに受け取ってもらえるのか
- どうしてもマイナスイメージになってしまう
という方も多いでしょう。
そんな場合はフリーターの方の就職支援を専門にするUZUZに相談してみてはいかがでしょうか。
これまで35,000名以上ものフリーターの方の就職に成功しているUZUZには多くのノウハウを持ったキャリアカウンセラーが在籍しています。
面接であなたの空白期間を説明する際に、最もプラスになる伝え方を一緒に考えてくれますよ。
まとめ
面接時にフリーターの空白期間をどのように伝えるかによってあなたの印象は大きく変わります。
内定につながるかどうかの重要なポイントともいえるでしょう。
決して嘘を盛り込まず、正直に話し、素直で前向きな姿勢をみせることで空白期間はプラスに伝わります。
この伝え方でいいのか不安な場合や悩んでいる場合は是非、UZUZに相談してくださいね。
UZUZが徹底サポート!