もくじ
「未経験だけどエンジニアになりたい」そう考えたことはありませんか?専門的な知識を身に着けることができるエンジニア職は、スキルに乏しい既卒やフリーターにとって手に職をつけるチャンスでもあります。
でも自分には経験はおろかパソコンの知識もない……。大丈夫です!たとえスタートの段階で知識がなかったとしても、十分に挑戦可能です!今回はエンジニアの中でもネットワークの基礎作りを担い、未経験の方がより挑戦しやすい「インフラエンジニア」について紹介します。
UZUZが徹底サポート!
未経験でもインフラエンジニアになれるのはなぜ?
専門知識や実務経験がなくても、インフラエンジニアになることは可能です。では、なぜ専門知識がないのに、未経験からエンジニアになれるのでしょうか?その根拠や理由をご説明します。
入社前や入社後に長期研修を行うから即戦力として働けるから
知識はあるに越したことはありませんが、まったくの未経験で知識がなくても問題ありません。その理由はインフラエンジニアを採用する企業の多くは、長期研修のあとに社内での実務を行う場合がほとんどだからです。企業によりその期間はさまざまですが、2週間~3カ月の研修期間を設けています。
インフラ関連のプロジェクトは構築から運用まで請け負っているケースが多く、設備設置後もトラブルや障害対応が想定されます。安定した運用が求められるため、迅速で確実な対応ができるエンジニアを育てるのが企業にとって優先事項です。
十分な知識がないまま業務に入っても戦力にはなりませんよね。そのため研修期間がしっかりと確保されており、未経験者でも安心して業務に取り組める体制が構築されているというわけです。
ポテンシャルを重視するから未経験でも内定がもらえるから
例え未経験であっても、意欲が高ければ高いほど採用のチャンスは高まります。インフラエンジニアは研修が充実していますが、その分覚えることは膨大です。勉強量の多さから、研修を終える前に脱落者が出てしまうことも少なくありません。
そのため企業が採用の際に注目するのは「未経験かどうか」よりも、「意欲的に仕事に取り組めるか」というやる気の部分です。
対人能力が重要だから文系でも活躍できるから
インフラエンジニアは、サーバーの構築や運用はもちろん、顧客とのコミュニケーションやプロジェクト運用に必要なディレクションなども行います。その際、チームやクライアントなど多くの人とプロジェクトを進行していくので、意外にも対人能力が重要視されているんです。
システムエンジニアというと、「理系でITに詳しい人」しかなれないとイメージする人もいるでしょうが、コミュニケーションが得意なら文系の方でも充分活躍できる職種といえるでしょう。
インフラエンジニアってどんなことをするの?
インフラエンジニアとは、サーバーやインターネット環境などの基盤、つまり“インフラ部分”を整える仕事です。具体的にどのような業務内容なのでしょうか。
顧客の要望を聞き、インフラ設備のスペックを決める「設計」
設計では、クライアントがどのようなインフラを作りたいかヒアリングし「要件定義」の作成を行います。目的や予算、製作期間から現実的なプランであるかどうかを判断します。
要件定義が定まったら、「設計書」を作成していきます。この設計書を基に、チームで制作を進めていくことになります。そのため設計書は誰が見ても理解でき、必要な情報を得られる必要があります。
つまり要件定義・設計では、クライアントへのヒアリング力や要望をまとめて企画をする能力が求められます。
設計図を元に設備のセッティングなどを行う「構築」
構築では、設計書を元にインフラの組み立てを担当します。必要な機材を準備し、組み立て、ソフトウエアのインストール、稼働テストを行います。クライアントの物理的なインフラ環境を整える役割です。
「インフラを構築する」とだけ聞くと漠然とした印象を受けますが、スマホやパソコンを購入した時に行うセットアップをイメージするとわかりやすいと思います。説明書を元に必要な設定を行い、実際に使ってみて、問題があればそれを解決します。
インフラの構築では、スケジュール通りに作り上げるタスク管理能力やインフラに関する専門的な知識が求められます。
システム管理業務などを行う「運用・保守」
導入後の運用も、インフラエンジニアの仕事です。具体的な仕事内容は、トラブル対応、障害の解消、安定した環境を維持することです。
スマホアプリで例えてみると、アプリのデータが消えてしまう現象への対処をするのが「トラブル対応」、サーバーに負荷がかかりアクセスがしにくいときにするのが「障害対応」です。加えて、トラブルが起こらないように安定した環境を維持するのが日々の業務です。
ここでは幅広いインフラ知識や、顧客にトラブル内容をわかりやすく説明するためのコミュニケーション能力が求められます。
パソコン知識に不安があるなら未経験OKの求人に注目!
インフラエンジニアの求人は「未経験歓迎」とうたっているものが多いので、未経験でも内定を獲得するチャンスがあります。その理由は前述したとおりですが、ここでは未経験OKの求人を選ぶメリットについて紹介します。
働きながら知識をつけられる
本来であればお金を払って勉強するものですが、未経験OKの求人の場合、会社にも“応募者を教育する意識”があるので、働きながら知識をつけることができます。
もちろん「会社が教えてくれるから」という受け身のスタンスは避けたいところですが、キャリアが浅い人や正社員として働いたことがない人にとって、スキルを手に入れる絶好のチャンスといえるでしょう。
経歴よりも人柄を見てもらえる
未経験求人は、企業側も1から人を育てるつもりで面接を行っているので、経歴やスキルよりも人柄や熱意に注目しています。そのためキャリアに自信がないフリーターや既卒でも、働きたいという強い想いを伝えることができれば内定をもらえる可能性が高くなります。
ここでのポイントは、短い時間で熱意や就職後のビジョンを具体的に伝えることです。例えば、「なぜインフラエンジニアの道を選ぶのか」、「どうしてその会社で働きたいのか」、「いかに柔軟に知識を吸収できるか」といった内容の受け答えを練習しておくといいでしょう。
どの会社を選べばいいのか悩んだときに
多くのIT企業がエンジニアを募集しています。そのため企業に応募すればいいのか、どこが自分に合っているかわからなくなることもあるでしょう。そこで活用したいのは無料で利用できる転職エージェントです。
既卒やフリーターに強いエージェントを活用することで内定獲得率アップも期待できます。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
▼未経験からインフラエンジニアを目指すなら!内定率83%のウズキャリ既卒(ウズウズキャリアセンター)がおすすめ!
インフラエンジニア未経験者が取得しておきたい資格
就活を有利に運びたい、未経験者だけど周りと差をつけたいと考える人におすすめなのが資格の取得です。持っていると便利なインフラエンジニア関係の資格を紹介します。
インフラエンジニアの基礎技能認定「CCNA」
世界最大級のネットワーク機器メーカー「シスコシステムズ社」が認定している資格です。インフラに必要なネットワーク関連の基礎知識をクリアしているという証明となります。
試験会場でのテストの場合、テストセンターによって試験日が異なりますが自分の都合のいい日を選ぶことができるので自分の準備が整った段階で挑戦できます。またオンラインテストも可能で、予約後48時間以内にテストを開始します。費用は19,800円から。
参考元:CCNA「Routing and Switching」
データベースの基礎が学べる「LPIC」
エンジニアにとって欠かせないOS(オープンソース)「Linux」の資格です。あまり聞きなれない名前ですが、エンジニアの世界ではMacやWindowsに並ぶ世界を代表するOSのひとつです。
受験予約し、最寄りのテストセンターで受験します。試験日は各テストセンターによって異なるので事前に確認をしてから申し込みをしましょう。費用は15,000円です。
参考元:LPI-Japan「 IT資格といえば Linux技術者認定試験LPIC」
IT従事者必須の国家資格「基本情報技術者」
経済産業省が管理している国家資格です。ITパスポートの上位資格とも言われており、ITに関する基本情報やより専門的なプログラミングやシステム、アルゴリズムに関係する技術的な内容もあります。
春期・秋期の年2回の試験スケジュールで、郵送もしくはインターネットから試験の申込を行います。全国的に試験が行われているので、最寄りの会場を予約を行いましょう。費用は5,700円です。
参考元:IPA 「独立行政法人 情報処理推進機構」
独学に自信がない人は『未経験者特化型研修サービス』がおすすめ
資格があるのはわかったけど、ひとりで勉強を続ける自信がない人には「研修型就活サポート」を活用してみましょう。
先ほど紹介した「CCNA」向けの学習だけではなく、ビジネスマナーや実践研修を行うので面接で強みとしてアピールできます。ぜひ有効活用し内定獲得を目指しましょう。
▼未経験からインフラエンジニアを目指すなら!「ウズウズカレッジ」がおすすめ
最後に
流行り廃りが早いIT業界の中でも、一度知識を得ればそのスキルを一生活かすことができるのがインフラエンジニアの魅力です。新しいことへの挑戦は不安も大きいと思いますが、パソコンスキルや知識がない未経験者でも新人研修が充実しているので安心できるのではないでしょうか。
この機会にインフラ関係資格の勉強を始めてみてはいかがですか?
UZUZが徹底サポート!