もくじ
- スーツを着てクライアントの会社を訪問する
- 学歴に関係なく稼げる
そんなイメージ通り、営業職は学歴よりも力量が評価されることが多いため、頑張れば頑張るほど稼いでいける仕事です。
一方で、
- どうしたら優秀な営業になれるの?
- どうやったら年収を上げられるの?
といった疑問もあるでしょう。
- そもそも営業職ってどんな仕事?
- 高卒営業の給料ってどのくらい?
- 高卒で営業職になった場合は3年目に要注意!
- 営業職に向いている人の特徴とは?
営業職を目指そうか悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。
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高卒が営業職に就く前に知っておきたい「営業の基本情報」
ただし、ここで言う“商品”には、物だけではなくサービスも含まれます。
営業職の仕事内容について、もう少し詳しく見ていきましょう。
営業職の具体例
営業と聞くと、生命保険の勧誘や、他の会社への飛び込み営業などを想像するかもしれません。
そのイメージも間違いではありませんが、実は営業職の範囲は幅広く、以下のような仕事も営業職といえます。
- 新聞の勧誘
- 宅配飲料の販売員
- パソコン教室や学習塾の勧誘
- 自動販売機の補充
- カーディーラー
- 住宅展示販売
- 光コラボや通信教育の電話セールス
- 大型ショッピングセンターなどでのクレジットカードの勧誘
営業でも「事務作業」がある
営業職の主な仕事は、クライアントへ商品やサービスを売り込むことですが、それだけではありません。
商品の販売などに出かける前や帰ってきてからの事務作業も、営業の仕事に含まれます。
- 商品を売り込むターゲットをどうするか?
- どのようなスケジュールで活動するのか?
といった効率的に仕事をするための計画作りも、営業職の大事な仕事です。
また、その日の売上集計や訪問先などをまとめて、日報を作成することもあるでしょう。
- 営業のためにかかった交通費精算
- 社内の会議や朝礼への参加
「営業+◯◯職」になる場合もある
総合職とは、「営業+事務」「営業+開発」というように複数の仕事をこなす職種のこと。
営業と組み合わされる仕事内容によって、事務系と技術系に分けられます。
事務系の総合職は、金融機関の外回りなどが該当し、営業だけではなく、
- 企画
- 人事
- 経理
といった仕事を組み合わされることが多いでしょう。
技術系の総合職は、カーディーラーの営業などのことで、商品の売り込みに加えて、
- 設計
- 研究
- 生産
- 管理
といった仕事も行います。
総合職は複数の仕事を行うため忙しいのですが、その分スキルアップでき、将来的には管理職を目指せるというメリットもあります。
新卒の「総合職」の場合は、ちょっと意味合いが変わるのです。
新卒の正式な配属先は入社後に決めるため、採用の時点では明確な職種が決まっていません。
ざっくり「営業系の仕事をやる職種」として「総合職採用」を行う企業も多いので、注意しましょう。
営業の目的は「売上げ」をアップさせること
営業の大きな目的は、「売上げ」をアップさせることです。
- 自社の商品をたくさん売る
- 多くのクライアントとサービスの契約をする
といった営業職の活躍によって、会社は利益を得ています。
利益がアップすることで、
- 社員の給料やボーナスが増える
- 新しい製品やサービスを開発できる
などのメリットも得られるでしょう。
逆に、利益を得られなければ、社員の給料や経費などをまかなうことができません。
商品やサービスを作る人がいなければ、営業は仕事ができませんよね。
- 製品を作る開発職
- 新しいサービスを考える企画職
など様々な職種が協力して、会社の利益を生み出しているのです。
営業は商品やサービスの魅力を理解しておくことが大切
商品を販売するときには、売上げをアップさせることだけを考えてはいけません。
- 商品を押し売りすることは避ける
- クライアントの立場で最適な商品やサービスを提案する
といったことが大切です。
相手の悩みや希望に合わせて商品やサービスを売り込むことで、売上アップを期待できるでしょう。
会社全体の利益が上がれば、
- 自分の年収が上がる
- 歩合制の場合はボーナスが増える
など、個人にとってもよい結果につながります。
クライアントに対してしっかりとアピールできるよう、まずは、自社の商品やサービスについて深く理解しておくことが重要です。
高卒営業の「給料」はぶっちゃけいくら?
ここでは、厚生労働省のデータをもとに、高卒営業の給料について見ていきましょう。
平均的に見ると高卒営業の年収は低い
厚生労働省が発表している「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、高卒営業の初任給は以下の通り。
- 高卒の初任給:15.9万円〜16.8万円程度
- 高卒の年収(初任給の12倍+賞与2ヶ月分):222.6万円〜235.2万円程度
ここでは、営業職として「卸売業・小売業」「金融業・保険業」「サービス業」の数値を参考にしました。
一方、同じ条件で見た大卒の給料は以下の通り。
- 大卒の初任給:20.5万円〜21.1万円程度
- 大卒の年収(初任給の12倍+賞与2ヶ月分):287万円〜295.4万円程度
特にインセンティブのある営業職を狙えば、努力次第で大卒より稼ぐこともできるでしょう。
参考元:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:3 主な産業別にみた初任給」
不動産営業なら高卒でも高年収を狙える!
営業職としての給料だけに注目するなら、不動産業界の給料は高いといえるでしょう。
契約を取ってきた分だけインセンティブをもらえる企業が多いからです。
不動産営業は、学歴に関係なく稼げるという点ではおすすめです。
ただし、
- 営業目標が設定されるケースも多い
- 平日休みで土日出勤の会社も多い
というハードな面もあるので要注意。
不動産業界の仕事については、下記の記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
また、営業職以外にも、高卒で給料の高い職種はたくさんあります。
以下の記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
高卒で営業職に就職した時は、3年目に要注意!
就職して3年目ともなると、営業の仕事にも慣れてくる頃ですよね。
そこそこ1人でも仕事をこなせるようになって、自信も付いているでしょう。
そんな時に大卒の新入社員が入社してきて、経験のない彼らの方の給料が高いという現実に直面することもあります。
自分の方が経験はあるのに給料が低いと、「仕事なんてばかばかしい」と感じ、会社を辞めてしまいたくなるかもしれません。
しかし、就職をして3年目は、まだまだこれから仕事を覚えていく大事な時期です。
それを一時の感情だけで全て振り出しに戻してしまうのは、ちょっともったいないと思いませんか?
大卒の人より先に社会人経験を積めるのは、高卒の大きなメリットです。
「デキる営業」になるためには、
- 自社の商品やサービスに対する深い理解
- クライアントへのプレゼンテーション能力
- 社内でのコミュニケーション能力
などが必要。
これらは学校では学べませんので、早く社会人経験を積んだ利点を活かして、さらにスキルアップしていきましょう。
高卒で営業を目指したいけど、適正があるかわからない……
- ストレス耐性が高い
- 決断や行動が早い
- 話を聞くのが上手い or 好き
全く商品が売れない日や、それによって上司に怒られることもあるため、営業はストレスが多い仕事といえるでしょう。
営業職に就くなら、すぐに気持ちを切り替えて次に進める“ストレス耐性”はとても大切です。
また、クライアントとの話の中で、意思決定を求められることも多々あります。
- 悩みすぎずに回答できる
- ダメでもすぐに次の提案ができる
といったスピード感のある人は営業に向いているでしょう。
営業は押し売りではないため、まずは相手の悩みや希望を聞き出すことが大切です。
そのため、実は「聞き上手」の方が営業に向いているんですよ。
- 相手に興味がない
- シンプルに考えられない
- 遠慮がち
営業の適正については、下記の記事でさらに詳しく解説していますので、併せてチェックしてみてください。
まとめ:高卒で営業を目指すなら
今回は、高卒で営業職を目指すときのポイントを紹介しました。
簡単に記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 営業職とは、相手の悩みを聞き出して自社商品を売る仕事
- 高卒営業の初任給は、15.9万円〜16.8万円程度
- インセンティブのある会社を狙えば、大卒より稼ぐことも可能
- 高卒営業として多くの社会人経験を積めば、大きくスキルアップできる
高卒で営業職を目指せば、若い頃から実戦経験を積めるため、大卒よりも有利にキャリアアップできるでしょう。
初任給は大卒より低いことが一般的ですが、その後の努力次第では高収入も狙えます。
もし、高卒で営業職を目指すのであれば、しっかりと経験を積める会社に入社することが大切です。
いわゆる「ブラック企業」などに捕まって、エネルギーとポテンシャルに溢れる若い時期を無駄にしてしまうのはもったいないですよね。
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