現在地方に就職・転職する「Uターン」「Iターン」「Jターン」の道が注目されています。
みなさんはUターン/Iターン/Jターン後の就職先として、一般企業ではなく公務員を希望する人がいるのをご存じですか?
なぜ彼らは地方公務員で働くことを選ぶのでしょう?
今回は、地方公務員になるメリットと仕事に就く3つの方法をご紹介します。
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Uターン就職とは?
Uターン就職とは、地方で生まれ育った人が都会へ進学し、就職と同時に地方へ戻ってくることを指します。
例えば福島県で生まれ育った人が東京都の大学へ進学し、福島県の企業で就職するのがUターン就職です。
また、地方で生まれ育った人が都会に進学・就職し、再び地元に戻って転職することをUターン転職と言います。
Iターン就職とは?
Iターン就職とは、もともと都会で生まれ育ちそのまま学校を卒業した人が、地方で就職することです。
例えば東京都で生まれ育ち大学を卒業した人が、福島県の企業に就職するとIターン就職になります。
また、都会で生まれ育った人がそのまま都会で働いたのち、転職を機に地方へ移住することをIターン転職と言います。
Jターン就職とは?
Jターン就職とは、地方で生まれ育った人が都会に進学し、地元とは別の地方に就職することです。
中には地元から近い距離で、企業が多い地方都市などをJターン先として選択する人もいます。
例えば福島県で育った人が東京都へ進学後、宮城県仙台市の企業に就職するなどです。
また、地方で生まれ育った人が都会に進学・就職後、地元とは違う地方で転職するJターン転職もあります。
地元ではなく、競合が少ないブルーオーシャンの地方で起業をする場合も含まれます。
UターンとJターンは一見すると似ていますが、
- Uターンは最終的に地元で就職する
- Jターンは地元ではない地方で就職する
という点が主な違いです。
「公務員以外のUターン/Iターン/Jターンの就職情報も知りたい」という方に向けて、UZUZでは随時就職ノウハウや就職データを掲載しています。
合わせてチェックしてみてください。
地方で公務員として働くメリット
最終的に地方で働くUターン/Iターン/Jターンには、さまざまなメリットがあります。
そして、Uターン/Iターン/Jターンを選択する人の中には、地方公務員を希望する人が多くいます。
なぜ、地方で公務員として働く道を選ぶのでしょうか。
地方で働くメリットと公務員として働くメリットをご紹介します。
地方で働くメリット
地方で働くメリットのひとつとして「都会よりも落ち着いた生活がしやすい」点が挙げられます。
朝の通勤電車ひとつとっても、都会は満員である場合がほとんどです。
一方地方では地域によりますが、都会ほど混雑していないので比較的楽に通勤することが可能です。
都会よりも人口が少ないので、落ち着いた暮らしができるでしょう。
また、地方は家賃が安価な傾向にあるので「生活費を抑えて暮らしたい」と思っている方にも人気です。
公務員として働くメリット
民間企業ではなく国や地方公共団体に属して働く公務員には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
最大のメリットとして挙げられるのは「安定性」です。
国民や都道府県民が支払う税金が収入源となっているため、一般企業に比べ倒産やリストラはほぼ無いといっても過言ではありません。
このような安定性から、公務員は社会的信用が高い傾向にあります。
また女性の社会進出が進む中、公務員には女性が働きやすい環境がそろっています。
出産休暇や育児休暇が取りやすく、育児休暇中は「育児休業給付金(※)」を受け取ることが可能です。
こういった手厚いサポートは、民間企業によっては十分に保障されていない場合があります。
(※育児休業給付金=育児休業を取得する女性または男性が、休業中に加入している雇用保険から経済的な支援を受けられる制度)
地方公務員に就職・転職する3つの方法
魅力的な要素が多い地方公務員ですが、Uターン/Iターン/Jターンで地方公務員になるには、どのような方法があるのでしょうか。
ここでは3つご紹介します。
ハローワークインターネットサービスを確認する
ハローワークインターネットサービスは、全国500以上あるハローワークの施設に寄せられた求人をインターネット上で検索できるサービスです。
職種や就業希望地域をはじめとして、年齢や資格、沿線などで検索をかけることが可能なため、自分に合った求人を見つけやすくなります。
また、フリーワード検索もできるので、「地方公務員」と入れて検索すると、さまざまな地方公務員の求人が表示されます。
あなたが就職したいと考えている地域で検索してみてはいかがでしょうか。
インターネットサービスのため、実際にハローワークに出向かなくても情報収集できるのがメリットです。
各自治体に募集状況を問い合わせる
各自治体に募集情報を問い合わせるのもひとつの手です。
最新の情報を直接聞くことができます。
例えば福井県の地方公務員希望者は「ふくいUターン就職ネット」を参考にするといいでしょう。
「ふくいUターン就職ネット」とは、福井Uターンセンターが運営している福井県での就職を応援するサイトです。
ここには福井県の公務員募集状況の問い合わせ先一覧が、県庁や県警、市町で細かく分けられて掲載されています。
あなたが希望する地方でも「ふくいUターン就職ネット」のようなサイトがあるかもしれません。検索してみてはいかがでしょうか。
地方公務員試験を受ける
ご紹介した上記2つの方法で地方公務員の求人情報が探せます。
しかし実際に地方公務員になるためには、地方公務員試験の合格が欠かせません。
地方公務員試験とは、各地方公共団体が独自に開催している試験です。
そのため就職したい地方がある場合は、地方公務員試験の日程を調べて受験しましょう。
新卒で就職したあと数年で退職し地方公務員を目指している人は、大卒一般枠で受験できます。
多くの地方公共団体は30歳までの上限を設けているため、当てはまる人は挑戦してみてはいかがでしょうか(一部団体は、30歳以上の年齢設定をしている場合があります)。
まとめ
地方公務員は、地方ならではのメリットと公務員の安定性のもと働くことが可能です。
求人の探し方はさまざまですが、最終的に地方公務員試験を受けることになります。
受験先の地方を決めるのはもちろん、公務員試験の勉強も同時に進めていきたいところです。
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