顧客インタビュー(株式会社大西熱学様)|自社採用では出会わない理系若手人材に巡り会える
はじめに
1947年、空調設備会社として創業された株式会社大西熱学様は、住環境や、自動車業界での製品開発に欠かせない環境試験装置などを主に手掛けられています。今回、管理本部 管理部の大懸様に、理系若手人材の紹介メリットや導入きっかけについてお話を伺いました。
採用の目先を変えた“既卒、第二新卒”
インタビュアー:
UZUZの人材紹介サービスを導入したきっかけから、どのように活用されているか教えてください。
大懸様:
大西熱学は、建設業界の「空調設備会社の顔」と、製造業界の「試験装置メーカーの顔」の2つの顔を持つユニークなエンジニアリング会社です。お客様のご要望に合わせ、オーダーメイドで、計画、設計、製造・施工から、納入後のサービスとして修理・メンテナンスまでを一貫して手掛けています。
2008年のリーマンショックの影響により、新卒採用を控えていた期間を補うため、理系若手人材を求めていました。そのタイミングで、UZUZさんから営業のお電話をいただいたのがきっかけです。
当時、取引をしたことがないベンチャー企業であり、なにより既卒・第二新卒者に特化した人材サービス支援を行っている企業は珍しいという点から、「目先を変えた新しい採用活動ができそうだ」と感じました。
現在UZUZさんからは、社会人経験が豊富な人材というよりも、大学で物理や、「材料力学」、「流体力学」、「熱力学」、「機械力学」と言われる4つの力学をしっかり学んできたパワーある人材の紹介からサポートまでをお願いしています。
出会わない人材に出会える
インタビュアー:
選定基準や決め手になったポイントはありますか?
大懸様:
まず、成功報酬型であることです。
採用は年間を通して変動があるので、どうしてもマンパワーが必要です。過去には、自分たちで動き切れなかった苦い経験があるので、成功報酬という点では会社としても安心感がありました。
次に、母集団が人生経験を積んだ若手人材であることです。
弊社は、お客様の約9割が国内外の大手メーカーの工場や、研究所内にある製品開発部門、品質保証部門です。日本企業が海外に工場や、研究所を作るというタイミングで日本と同じモノ作りをしたいということで、相談を受けることもあります。そうすると、なかには日本語が話せないという方もいるので、海外への留学経験や語学に対するハードルがない人材が必要です。
UZUZさんからのご紹介で入社された方は、学業だけではなく人生経験においても魅力的な経験を積んだユニークな人材が多いと感じています。
最後に、候補者へのコンサルタント力が高いことです。
これは、面接時に感じることですがUZUZのキャリアアドバイザーの方が求職者の方へ、しっかり大西熱学のことを説明されているので、仕事内容の理解がとても深いと感じます。
事業内容に共感した多くの人材が定着
インタビュアー:
UZUZの人材紹介サービスを利用してみて導入の効果や成果を感じていることがあれば教えてください。
大懸様:
いわゆる難関校を卒業し、理解度も高い人材を、1年に1名のペースでご紹介いただいています。現在6名の方が入社した実績があり、部署は営業技術部(契約までの計画設計)、設備設計部(客先施工物件の実施設計)、試験部(設備の納入最終工程の試運転調整)など、さまざまです。
また多くの方が新入社員のチュータ―役も担っています。事業内容に共感した候補者のご推薦をいただいているので、入社後の定着率の高さにもつながっていると思います。
「既卒・第二新卒」のオピニオン企業的な存在でいてほしい
インタビューアー:
UZUZの人材紹介サービスへの今後の期待や、サービスを活用した自社サービスの今後の展開を教えてください。
大懸様:
弊社は、「冷凍空調の技術を持って、世界の産業発展に寄与する」を経営理念に、日本のみならず世界各国のお客様のご要望にお応えし、試験環境を再現するため日々努力をしています。理念実現のためにも、今後を担う理系若手人材の採用は、とても重要になってきます。
近年、UZUZさんと同様に「既卒・第二新卒」の紹介サービスを展開する企業が増加しているので登録者の分散化が気がかりですが、「既卒・第二新卒」のオピニオン企業的な存在なので、今後も挑戦し続けてほしいです。