【2019年度版】第二新卒・既卒・フリーターの20代若手人材向け就職活動実態調査|売り手市場にも関わらず92.5%の既卒が就活に苦戦していると回答
第二新卒・既卒・フリーターを中心とした20代若手に特化した人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 啓毅]は、20代の第二新卒・既卒・フリーターとして就職活動中の男女を対象に「就職活動に関する調査」を実施いたしました。
本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」、既卒を「学校機関を卒業後、正社員や契約社員として一度も就職したことがない20代」と定義しています。
■調査結果サマリー
- 転職活動を行っている第二新卒の前職もしくは現職の職種は「営業職」が26.7%と最多。
- 第二新卒の退職理由は大別すると「仕事とのミスマッチ(合わない)」と「労働時間への不満」が多い傾向。
- 転職活動を行っている第二新卒の前職もしくは現職の在席期間は「1年未満」と回答した人が56.1%と過半数越え。その一方、前職もしくは現職の入社時の志望度は高かったと回答した人は70.8%に上る。
- 第二新卒が再就職先に求めるものは「休みの多さ(土日休みなど)」「良好な人間関係」が多い傾向。
- 既卒となった理由は「学生時代に就職活動をしなかった」が35.1%と最多。そのうちの約3人に1人は「自分のやりたいことがわからなかった」と回答。
- 就職活動を行っている既卒が不安に感じていることは「書類の書き方や面接が不安」を抑えて「やりたい仕事、自分に向いている仕事が分からない」が最多。
- 売手市場とはいえ、就職活動を行っている既卒の92.5%が就職活動に「苦戦している」と回答。
- 既卒が就職先に求めるものは「勤務地」が最多。
■過去の調査結果
【2018年度版】第二新卒・既卒・フリーターの20代若手人材向け就職活動実態調査(2019/10/11公開)
https://uzuz.jp/news/release_181011/
■調査概要
調査の方法:キャリアカウンセリングにお越しいただいた際にアンケートを実施
調査の対象:第二新卒・既卒として就職活動中の20代男女
有効回答数:1,578名(第二新卒827名、既卒751名)
調査実施日:2019年4月1日~2019年9月18日
Q1.前職の職種は何ですか?(在職中の方は現職の職種をお答えください。)
Q2.前職の業種は何ですか?(在職中の方は現職の業種をお答えください。)
第二新卒として転職活動をしている827名のうち、前職もしくは現職が「営業(26.7%)」と回答した人が一番多い結果となりました。次いで「サービス(16.1%)」「技術・専門職(12.0%)」「販売(11.2%)」の順番で多い結果となりました。その他の回答では「警備」「塾講師」などがあがりました。
また、業界では、「情報通信・インターネット業界(13.0%)」が一番多い回答となり、次いで「建設・不動産業界(11.0%)」「医療・美容・介護業界(10.0%)」という結果となりました。その他の回答としては「アミューズメント業界」「イベント業界」「冠婚葬祭業界」などがあがりました。
Q3.前職もしくは現職の退職理由は何ですか?1位~3位まで選択してください。(※上位3つのみ抜粋)
■回答選択肢一覧
・人間関係が良くなかった
・入社前に聞いていた条件と違っていた
・社風が合わなかった給料が低かった
・福利厚生が少なかった
・労働時間が長かった 希望した部門に配属されなかった
・評価制度に不満があった
・仕事が自分に合わなかった
・キャリアアップが出来なかった
・ワークライフバランスが取れなかった
・結婚や出産
・家庭の事情
第二新卒として転職活動をしている827名のうち、前職もしくは現職の退職理由として、「仕事が自分に合わなかった(21.3%)」と回答した人が最多となりました。労働時間の長さや社風など、実際に入社してからギャップを感じ転職を検討し始めるきっかけとなるようです。その他の回答としては、「勤務地が希望と違った」や「現職の将来性に不安があった」などがあがりました。
Q4.前職の企業規模はどのくらいでしたか?(在職中の方は現職の企業規模をお答えください。)
第二新卒として転職活動をしている827名の前職もしくは現職の企業規模は、大きく差はありませんが「49名以下」と回答した方が23.3%と一番多い結果となりました。
Q5.前職もしくは現職の在籍期間はどのくらいでしたか?
第二新卒として転職活動をしている827名のうち、前職もしくは現職の在席期間が「1年未満」と回答した方が56.1%と過半数を占める結果となりました。
Q6.前職もしくは現職の入社時の志望度はどのくらいでしたか?
第二新卒として転職活動をしている827名のうち70.8%の方が、前職もしくは現職の入社時の志望度が「高かった」と回答しました。
Q7.退職したのはどちらに原因があったと感じますか?
第二新卒として転職活動をしている827名のうち63.0%の方が、退職理由は「自分にあった」と回答しました。
Q8.再就職する会社に求めるものは何ですか?1位~3位まで選んでください。(※上位3つまで抜粋)
■回答選択肢一覧
給料,福利厚生,休日の多さ(土日休みなど),勤務地,希望の業界,希望の職種,良好な人間関係,
キャリアアップ,社会的意義のある仕事,教育制度,会社の将来性,会社の安定性,
会社の規模の大きさ、知名度,ワークライフバランス
第二新卒として転職活動をしている827名のうち、再就職する会社に求めるものとして「休日の多さ(土日休みなど)」と回答した人が最多という結果になりました。
キャリアアップや希望の職種よりもワークライフバランスや給料など条件面を求める人が多い傾向がわかります。その他の回答としては、「ノルマを追わない仕事」「副業が可能」などがあがりました。
Q9.どのような理由で既卒になりましたか?
既卒として就職活動をしている751名の既卒になった理由として「学生時代就職活動をしなかったため(35.1%)」が最多の回答となりました。その他の回答としては、「留学に行っていたため就活のタイミングを逃してしまった」「内定が取り消しとなったため」などがあがりました。
Q9-1.【「学生時代に就職活動をしなかったため」と回答した人】新卒時に就職活動をしなかったのはなぜですか?
Q9 で「学生時代に就職活動をしなかったため」と回答した35.1%のうち、就職活動をしなかった理由として「自分のやりたいことが分からなかったため(31.9%)」が最多の回答となりました。その他の理由としては「親の介護のため」「起業を考えていたため」などがあがりました。
Q9-2.【「学生時代に内定を獲得したが、辞退したため」と回答した人】新卒時の内定を辞退したのはなぜですか?
Q9で「学生時代に内定を獲得したが、辞退したため」と回答した16.2%のうち、内定を辞退した理由として「やりたいことや興味が別の分野に移ったため(25.4%)」と回答した人が最多となり、次いで「入社前研修等に参加し、社風や環境にミスマッチを感じたため(19.4%)」という結果となりました。その他の回答としては「留年が決まったため」「家庭の事情」などがあがりました。
Q9-3.【「学生時代に就職活動をしたが、内定を獲得できなかったため」と回答した人】内定を獲得できなかったのはなぜだと思いますか?
Q9で「学生時代に就職活動をしたが、内定を獲得できなかったため」と回答した13.4%のうち、内定を獲得できなかった理由として「自己分析が不足していたため(24.4%)」「選考社数が少なかったため(23.5%)」「面接に苦手意識があったため(22.7%)」が多い回答結果となりました。その他の回答としては「大学の研究が忙しく就活ができなかった」などがあがりました。
Q10.現在の就職活動で不安に感じていることはありますか?1位~3位を選んでください。(上位3つのみ抜粋)
■回答選択肢一覧
・やりたい仕事、自分い向いている仕事が分からない
・そもそもどんな仕事があるのか分からない
・書類の書き方や面接が不安
・経歴のブランクをどう説明するか分からない
・相談出来る相手が周囲にいない
・求人票の情報しかないため不安
・特にない
既卒として就職活動をしている751名が現在の就職活動で不安に感じていることとして「やりたい仕事、自分に向いている仕事が分からない」と回答した人が最多となりました。「経歴のブランクをどう説明するか分からない」「相談できる相手が周囲にいない」など既卒就活ならではの不安がある方が多い結果となりました。その他の回答としては「正社員になれても続くか不安」「何から始めていいかわからない」「年齢的に未経験で転職できるのか」などがあがりました。
Q11.現在の就職活動のご状況はいかがですか?
既卒として就職活動をしている751名の現在の就職活動の状況として「苦戦している」と回答した人は92.5%と大多数を占める結果となりました。売り手市場とはいえ、既卒就活に苦戦をしている人が多いことがわかります。
Q12.現在の就職活動で大切にしていることは何ですか?1位~3位まで選んでください。(※上位3つのみ抜粋)
■回答選択肢一覧
給料,福利厚生,休日の多さ(土日休みなど),勤務地,希望の業界,希望の職種,良好な人間関係,
キャリアアップ,社会的意義のある仕事,教育制度,会社の将来性,会社の安定性,
会社の規模の大きさ、知名度,ワークライフバランス
既卒として就職活動をしている751名の「現在の就職活動で大切にしていること」として、「勤務地」を重視する人が多い結果となりました。転勤がなく、地元から通える範囲で就職をしたいと考える人が多いようです。その他の回答としては、「年齢の近い社員が多い」「自分のスキルをいかせるかどうか」などがあがりました。
■株式会社UZUZ(ウズウズ)について
「新卒至上主義」の傾向が強い日本において、若者が自身の理想的キャリアプランを試行錯誤しながら見つけるため、第二新卒・既卒・フリーター・ニートと呼ばれる20代若手人材に特化した就業&教育サポートを行うベンチャー企業です。
就業サポートでは、「定着率(入社後に短期離職せず定着する割合)」に重きを置き、そのために求職者個人に合わせたオーダーメイド型の就活サポートを実施しています。就業経験の少ない20代若手人材のため、能力・志向性・経歴に合わせた職業紹介、紹介した職業の理解度向上や適性判断まで丁寧にサポートしています。
また、IT人材の枯渇という社会課題を解消するため、20代若手人材向けのIT教育も実施しています。IT分野の専門的な教育だけでなく、社会人の基礎となる「ビジネススキル」「PCスキル」の教育も実施し、IT人材として就業マッチングを行っています。eラーニングシステムを導入することで、全国エリアでの就業&教育サポートを実現しています。
商号:株式会社UZUZ
代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅
本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
設立:2012年2月
事業内容:若手人材(第二新卒・既卒・フリーター)に特化した人材紹介事業
企業サイト:https://uzuz.jp/
サービスサイト「ウズウズカレッジ」:https://uzuz-college.jp/
YouTubeチャンネル「ウズカレch」:https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww
【本リリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社UZUZ(ウズウズ) 広報担当 土田、川畑
TEL: 03-5333-0802 FAX: 03-5333-0803
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