もくじ
たしかに数年働いたら、自分なりにいろいろ感じるものはあるかもね。
本記事では、転職を考え始めた20代の人向けに、以下の内容を解説しています。
- おすすめの職種
- 20代が未経験職種へ転職しても大丈夫な理由
- 自分に合った仕事を選ぶ方法
- 職種の選び方
- 業界の選び方
- 転職エージェントの活用方法
ぜひ最後まで読んで、自分に合った仕事を探してみましょう。
UZUZが徹底サポート!
転職を考えている20代におすすめの職種
これから長く働くであろう20代の人は、以下3つのポイントで職種選びをするのがおすすめです。
- 未経験でも転職しやすい
- 将来性がある
- 手に職がつく/スキルが身につく
それぞれのポイントを順番に解説していきます。
未経験でも転職しやすい職種
未経験でも転職しやすいのは、以下の職種です。
- 消防官や自衛官などの保安系職種(20代の平均年収は、350万円程度)
- 土木・測量技術者(20代の平均年収は、380万円程度)
- 現場監督や解体工事など、建設関係の職種(20代の平均年収は、350万円程度)
有効求人倍率とは「求人数を求職者数で割った値」であり、数字によって以下のような解釈ができます。
- 有効求人倍率が1より大きい:求人数の方が多いので、就職しやすい
- 有効求人倍率が1より小さい:求職者の方が多いので、就職しづらい
有効求人倍率が高い職種ほど、多くの企業が「人材確保に苦労している」傾向です。
上記で紹介した職種は、どれも有効求人倍率が3以上であり「未経験者であっても採用したい!」と考える企業は多いと考えられます。
将来性のある職種
将来性があると言われている職種は、以下の通りです。
- ITエンジニア(20代の平均年収は、350万円程度)
- デジタルマーケティング・Web広告(20代の平均年収は、400万円程度)
- Webデザイナーや映像クリエイター(20代の平均年収は、330万円程度)
- 年々、市場規模が広がっている
- リモートワークがしやすい
- 新型コロナの影響を受けづらい
特に近年では、新型コロナによって、多くの業種・職種が大きな影響を受けました。
そのため「リモートワークができる仕事」は、非常に注目されています。
特に20代の人は、これから長く働くことを考えると、将来性のある仕事に就くのが得策といえるでしょう。
衰退業界や、今後AIに代替されやすい職種を選んでしまうと、せっかく頑張って覚えた仕事も次々に減ってしまい、再び転職する必要が出てきます。
また、上記ほどの将来性がなくても、以下のような「この先もなくなることが考えづらい職種」も、将来性があるといえます。
- インフラ系
- 介護や福祉
転職する職種を考えるなら、将来性はぜひ押さえておきたいポイントです。
手に職がつく/スキルが身につく職種
手に職がつくような仕事も、希少価値の高い人材になれるのでおすすめです。
具体的にいうと、以下の職種が当てはまります。
- ITエンジニア(20代の平均年収は、350万円程度)
- Webデザイナー(20代の平均年収は、300万円程度)
- Webマーケター(20代の平均年収は、350万円程度)
- 営業(20代の平均年収は、360万円程度)
- クレーン運転士(20代の平均年収は、350万円程度)
もし会社に不満があっても、転職もできそう!
20代のうちから、こういった「専門的スキル」が身につく職種で経験を積めば、将来会社の業績が傾いたとしても、同業他社へ転職できるので安心です。
手に職のある人、スキルを持っている人は、独立してもやっていけることが多いので、選択肢が広がるでしょう。
20代が未経験職種へ転職しても大丈夫な理由
20代だと前職で大きな実績もなく、アピールできることも少なそうだし…。
その理由は、大きく以下の2つです。
- 近年、人材確保に悩む企業が多いから
- 多くの企業が若手を欲しているから
それぞれの理由を、詳しく解説していきます。
近年、人材確保に悩む企業が多いから
1つめの理由は、近年、人材確保に悩む企業が多いからです。
厚生労働省の調査によると、2021年3月の有効求人倍率は「1.15」でした。
有効求人倍率については、先ほども解説した通り「売り手市場」だと判断できます。
実際、多くの企業が、十分な新卒者を採用しきれていません。
そのため「ほぼ新卒」といえる第二新卒を採用することで、採用計画をカバーしています。
若い20代であれば「第二新卒」として就職することも、十分可能です。
多くの企業が若手を欲しているから
2つめの理由は、多くの企業が若手を欲しているからです。
若手を採用することで、企業にとって以下のメリットがあります。
- 長年にわたって活躍できる可能性がある
- 人件費が安く済む
- 特定の風潮に染まっていることが少なく、教育しやすい
- 部下が歳下だと、気まずくない
- 物覚えが早い
- 体力がある
- 未婚者が多く、融通が利きやすい
もちろん社会人経験の少ない点はデメリットですが、それ以上に「メリットが大きい」と考える企業が大多数です。
ただし「年齢が若い方が有利」ということは、裏を返せば、行動が出遅れると転職がどんどん不利になっていきます。
実際、20代後半からは、歳を重ねるごとに「未経験職種への転職は厳しくなる」というのが現実です。
そのため、未経験の職種へ転職するなら、20代のうちに転職活動を始めるのがいいでしょう。
自分に合った仕事を選ぶ大切さ
自分に合った仕事を選んだ方がいいのは、以下の理由があるからです。
- 仕事は、長く続けることが大事だから
- 仕事は、あくまでも人生の手段だから
以下、それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
仕事は、長く続けることが大事だから
自分に合っていない仕事を選んでしまうと、やりがいを感じられず、長く続けることは難しいでしょう。
仕事は「長く続けること」が大事であり、少なくとも数年単位で働かないと、これといったスキルは身につきません。
どれだけ「将来性がある」と言われても、やりたくない仕事を何年も続けるのは、苦痛でしょう。
あなたの周りにも、以下のような一見「苦痛に思えること」を、平気でこなしてしまう人はいませんか?
- 訪問販売で1日100軒に営業する
- ブログを毎日更新する
これができている人たちは、好き(少なくとも、嫌々ではない)でやっていることが多いです。
結局、どんな仕事においても、楽しくやりがいを持って仕事をしている人には叶いません。
それに、好きでもない仕事だと、面接でも志望動機が曖昧になりがちです。
多くの求職者と面接をしている採用担当者からすると、志望動機が曖昧な人は簡単に見抜けてしまうため、そもそも採用される可能性も低いでしょう。
仕事は、あくまでも人生の手段だから
「仕事は、あくまでも人生の手段」という点は、忘れないようにしましょう。
自分の思い描く将来像に合っていないと、ライフイベント次第で再度転職する必要が出てきます。
例えば「世界各地を旅したい」という人にとって、個人経営の飲食店で働くことは、やりたいことが実現できず、ストレスになりえます。
一方「リモートワークのできるITエンジニア」になれば、働き方によっては、世界を旅しながら仕事することも可能でしょう。
自分の将来を思い描けていない人は、十分なスキルが身につかないまま、転職を繰り返すことになりがちです。
将来どういう人生を送りたいかによっても、選ぶべき仕事は変わります。
自分に合った仕事を選ぶためにも、転職前に「自己分析」と「将来設計」をするのがおすすめです。
そこで、次の見出しからは、具体的に「どうやって職種・業種選びをしたらいいか」について解説していきます。
職種の選び方とポイント
仕事は大きく「職種」と「業種」に分けられます。
職種とは「社内で行っている業務内容」を指し、具体的には以下のような職種があります。
- 人事
- 営業
- 経理
一方、業種は「会社が営む事業内容」です。
- IT業界
- 建設業界
- 飲食業界
などに分けられます。
仕事選びをする際は、特に満足度に影響しやすい「職種選び」が重要です。
自分に合う職種を見つけるポイントは、以下の3点を明確にしていくことです。
- 好きなこと・やっていて楽しいこと
- 嫌いなこと・苦手なこと
- 今いる業界の別職種に転職できないか
以下、それぞれのポイントを、詳しく解説していきます。
(業種選びについては、後ほど解説します)
好きなこと・やっていて楽しいことを考える
まずは自分の好きなことや、やっていて楽しいと思えることを考えます。
これまでに「夢中になったこと」や「長く続いた活動」を思い浮かべてみましょう。
これは「10年間、ほぼ毎日テレビゲームをやり続けている」というのでもOKです。
例えば、テレビゲームが好きな場合「どういうところが好きなのか」を深堀りします。
- 友達と対戦するのが好き
- コツコツとレベルアップをするのが好き
- 戦略を考えるのが好き
このように「好きな要因」は人によって分かれるのではないでしょうか?
そして、以下のように職種選びと結びつけていきます。
- 友達と対戦するのが好きな人は「人と関わる仕事」
- コツコツとレベルアップをするのが好きな人は「1人で作業のできる仕事」
- 戦略を考えるのが好きな人は「じっくり考えることのできる仕事」
ただし、なりたい自分や将来像から逆算して、職種を選ぶのも1つの方法です。
転職では、よく「適性検査をすると良い」という情報が出回っていますが、適性検査の結果だけで職種を決めるのはおすすめしません。
あくまでも「好きなことや楽しいこと」と「なりたい自分」のバランスを考えて、職種を選ぶようにしましょう。
嫌いなこと・苦手なことを考える
好きなことがあまり思い浮かばない人は、反対に嫌いなこと・苦手なことを考えてみるのもおすすめです。
- 自分から人に話しかけるのは苦手
- じっとしているのは苦手
- 早起きが苦手
など、こちらも人によってさまざまでしょう。
嫌いなことや苦手なことを整理して、仕事選びに迷った際は「どれだけ苦手要素が入っているか」を考えることで、以下のように客観的な判断ができます。
- 興味を持ったが、よく考えると嫌いな作業が多そう
- この仕事なら、苦手なことが少なそう
このように嫌いなことや苦手なことが明確になると、相性の悪い職種を避けるヒントになります。
今いる業界の別職種へ転職できないか考える
自分に合う職種がある程度はっきりしたうえで、もし今いる業界が嫌いじゃなければ「今いる業界の別職種」へ転職できないか考えるのも、1つの方法です。
今いる業界の別職種だと、まるっきり未経験だったとしても「その業界知識がある人」とみなされ、採用の可能性が上がります。
これは1つの選択肢として、知っておくと良いポイントです。
業界の選び方とポイント
20代全体にいえるおすすめは、以下の条件を満たす業種です。
- 有効求人倍率が高い
- これからも成長が見込める
- 将来なくならない
ですが、こちらも職種選びと同様、しっかりと自己分析も行いましょう。
自分に合った業界を見極めるポイントは、以下3つの条件を満たすことです。
- 業界自体に興味がある
- 強い社会問題を感じている
- 業界全体の傾向を受け入れられる
それぞれの条件を、順番に解説していきます。
業界自体に興味がある
業界自体に興味があることは、やりがいを持って働くにはとても重要です。
例えば、車に興味がないのに、自動車業界に行ってもやりがいを感じづらいといえるでしょう。
先ほど説明した、自分の「好きなこと」や「やっていて楽しいこと」を考えると、こちらも興味のもてる「自分に合った業種」が見えてきます。
強い社会問題を感じている
あなたがその業界に「強い社会問題」を感じるなら、やりがいを感じられる可能性が高いです。
例えば「保育士は素晴らしい仕事だが、人材不足が問題」と感じる人は、人材業界で働くことで、やりがいを感じられることでしょう。
特に「保育士の就職支援を専門としている人材派遣サービス」などもあるので、そういった仕事ができれば理想的です。
業界全体の傾向を受け入れられる
業界全体の傾向を受け入れられることも大切です。
例えば、IT業界は「スキルアップによって給料が上がりやすい」ことが魅力です。
一方、新しい知識やスキルに対応できなければ、どんどん置いてきぼりを喰らい、活躍できない人材になってしまいます。
つまりIT業界全体にいえることは「常に新しい知識を勉強し続け、その時々に合ったスキルを身につけること」は必要不可欠といえるでしょう。
このような「業界全体の共通した流れ」を受け入れられるかどうかも考えることをおすすめします。
わからなかったら転職のプロに相談がおすすめ
自己分析をし、自分に合った業種・職種選びをするのは簡単ではありません。
20代のような転職経験の少ない人は、特に難しく感じるでしょう。
また、職種や業界の候補が絞れたとしても、その後の「会社選び」もまた大変です。
そのため、自力で自分に合った業種・職種・企業を選ぶ自信がない人は「転職エージェント」や「キャリアアドバイザー」へ相談することをおすすめします。
転職エージェントとは、転職したい求職者と人材を採用したい企業の間に立って、適切な転職をマッチングするサービスです。
キャリアアドバイザーは、求職者に対して転職成功までの様々なサポートを行っています。
就職支援のプロである「キャリアアドバイザー」が求職者の相談に乗るため、「自分に合った企業選びを自力では難しい」と思う人は、ぜひ転職エージェントを有効活用していきましょう。
しかも無料で利用できるので、気軽に相談できることも大きな魅力です。
弊社UZUZも「ウズキャリ」という転職エージェントを運営しています。
特に「第二新卒」を専門としているため、20代で転職を考えている人にとっては、相性の良いサービスといえるでしょう。
気になった方は、ぜひ登録してみてください。
UZUZが徹底サポート!
「転職」に関する記事集
- 【例文あり】“就活の軸”は簡単に作れる。作り方・見つけ方を徹底解説
- 転職で御社しか受けていませんと言うのはOK?他社の選考状況への答え方を解説
- 【神奈川の就活】地方/地元で就職したい第二新卒・既卒・フリーターにおすすめの就活/転職情報まとめ
- 【東京の就活】地方/地元で就職したい第二新卒・既卒・フリーターにおすすめの就活/転職情報まとめ
- 30代でフリーターはやばい?直面する問題や就職方法を解説!
- フリーターからの就職。まずは派遣社員?いきなり正社員?
- 既卒あるある「やりたいことがない」を抱えた23歳女性がITエンジニアに内定!
- 既卒のための業界解説|クリエイティブ業界(WEB、グラフィック)でデザイナーとして働く苦労とは?