もくじ
インフラエンジニア・エンジニアになりたい方向けのスクールはたくさんあります。
費用がかかるところ・かからないところ、年齢制限があるところ、受講方法や時間帯……とその種類も様々。
一番良いのは自分に合ったスクールを探すことです!
この記事では、未経験からインフラエンジニア・エンジニアを目指す人のために、おすすめの「資格」「スクール」について紹介していきます。
この記事で伝えたいこと
- 未経験からインフラエンジニアを目指すなら資格の取得が最優先
- あなたに合ったスクールの選び方
- おすすめな有料スクール・無料スクール
スクール名 | 特徴 | リンク |
---|---|---|
・税込132,000円(業界最安値) ・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師からマンツーマンで受けられる ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり ・対象は入校時35歳以下まで |
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・完全無料で受講可能 ・20代、大卒、第二新卒向け ・1~3ヶ月で資格取得 ・通学とオンライン双方OK ・就職率96.2%の就職サポートあり |
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・12週間で未経験からのエンジニア転職保証! ・税込327,800円(分割可) ・20歳以上32歳以下まで受講できる ・完全オンライン完結 ・キャリアサポートあり |
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未経験からインフラエンジニアになれる?スクールに通うメリットとは?
未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、資格の取得を最優先にしましょう。
資格を取得するには『独学』と『スクールに通う』方法がありますが、おすすめは効率的に勉強できる『スクールに通う方法』です。
なぜなら、独学だと分からない所でつまずいて挫折したり、一つのところでずっと止まってしまったりと、資格取得まで遠回りしてしまいがちだから。
特に未経験でインフラエンジニアへの転職を考えているなら、今の仕事をしながら勉強もしなければならないので、効率重視のスクールがおすすめなんです。
とはいえ、年齢によってスクールに通うメリットや条件が異なるので、ここでは20代と30代とに分けて説明していきます。
20代未経験でインフラエンジニアになりたい人
でも今は、コロナの影響で求人がかなり削られているので、20代前半であってもなかなか難しいのが現状です。
20代後半なら資格を取得して、やる気を見せないと就職は厳しいですね。
どちらにせよ、仕事をする上でインフラエンジニアのスキルアップに資格は必須になります!
就職前か、就職後か、いつ取るかだけということですね。
30代未経験でインフラエンジニアになりたい人
30代の場合はさらに厳しくなります。
そもそもインフラエンジニアに限らず30代で未経験職種に転職すること自体、厳しいところがあります。
さらに、スクールに入学しようとしても年齢制限に引っかかってしまうこともあるので要注意!
詳しくは以下の記事でご紹介していますので、よかったらチェックしてみてくださいね!
インフラエンジニア未経験の人におすすめの資格
未経験の人におすすめの資格
- CCNA
- LinuCレベル1 / LPIC-1
- 基本情報技術者試験
それぞれ簡単に紹介していきますね。
CCNA/ネットワーク系エンジニアにおすすめ
CCNAは、Cisco Certified Network Associateの略でインフラエンジニアの初心者向け資格です。
世界最大手のネットワーク機器販売会社、シスコシステムズが認定しています。
世界共通基準の資格であり、ネットワークに関する基本的なスキルがあることを証明できます。
CCNAを取得するメリットは、以下の3点。
- 世界中で通用する資格
- ネットワークについて満遍なく学べる
- さらに上を目指すことができる(5つのグレード有)
「ゆくゆくは海外でも活躍してみたい」「ネットワークについて右も左もわからない」という方に向いています。
LinuCレベル1 / LPIC-1/サーバー系エンジニアにおすすめ
Linuxのプロフェッショナル認定を行うNPO法人によって運営されているグローバルな資格です。
サーバー環境の構築・運用・保守に必要な基本的操作ができることを証明できます。
LinuCレベル1 / LPIC-1を取得するメリットは、以下の点です。
- 日本市場に合わせてつくられているので実務ですぐに役に立つ
- 上流の資格を目指せる(3つのグレード有)
「サーバーエンジニアを目指したい」「サーバーについて基礎から勉強したい」という方に向いている資格です。
⇒LinuCレベル1ーLinux技術者認定試験公式サイトはこちら
基本情報技術者試験/SE寄り
基本情報技術者試験はネットワーク・サーバーからアプリケーションまで幅広く基礎的な知識を学べる国家資格です。
基本情報技術者試験を取得するメリットは、以下の2点です。
- 経済産業省が実施する国家資格
- プログラミングについても学べる
「プログラマーやSEにも興味がある」「IT知識について広く勉強したい」という方におすすめです。
⇒情報処理技術者試験公式サイトはこちら
自分に合うインフラエンジニアスクールの選び方
スクールを選ぶ時、「有料か、無料」かというところに気がとられがちですが、年齢制限があったり、通学かオンラインかというように、スクールには種類があります。
そのため、まずは自身の生活スタイルや条件に合わせてスクールを絞っていくのがコツです。
その後、やりたいことの方向性に沿って通うスクールを選ぶようにしましょう!
インフラエンジニアスクールの種類
インフラエンジニア養成スクールを種類別に分けると、以下の項目で分類できます。
- 費用(有料/無料)
- 授業スタイル(通学/オンライン型)
- 年齢(制限あり/なし)
- 勉強内容/取得可能資格
- 受講期間
それぞれ詳しく見ていきましょう。
費用(有料/無料)
無料受講できるものは「コストがかからない」「気軽に参加できる」メリットがあります。
ただ、自分でお金を払っていないから「モチベーションが続かない」といったデメリットもあるので注意が必要です。
有料の場合はお金を払う分、自分を追い込められるなんてメリットも。
また、きめ細かなサービスも期待できます。
有料コース・無料コースと両方用意しているスクールもあるので、費用面はよくチェックしておきましょう。
授業スタイル(通学型/オンライン型)
授業スタイルにも違いがあります。
大きく分けると
- 実際にスクールへ通って対面の授業を受ける通学型
- 自宅などでパソコンやタブレットを使って授業を受けるオンライン型
の2パターンです。
中には、併用しているところや、好みによって選択できるスクールもあります。
通学型のメリットは、「分からないことは講師にすぐ聞ける」「同じ目標を持った友達ができる」点です。
時間帯も昼間と夜間があるので生活スタイルに合わせて選択可能なのもうれしいところ。
ただ、通わなければならないため通学時間も含めて拘束される時間は長くなるのがデメリットだといえるでしょう。
一方で、オンライン型はスクールまで足を運ぶ必要がなくてよいのが最大のメリット。
オンライン型と一口に言っても、
- 配信時間が決まっているもの
- 個別の時間に対応してくれるもの
- 好きな時に授業動画が見れるもの
などがあり、自分の生活スタイルや希望に合わせて選択できます。
「オンラインだからOK」と安易に決めずに、内容をしっかり確認してから自分に合ったスクールを選ぶようにしましょう!
年齢(制限あり/なし)
ただ、中には「入学時点で18~31歳まで」というような年齢制限を設けるところもあります。
年齢制限があるスクールは就職支援がついていて、未経験からの就職がしやすい20代を中心にした制限となっているケースが多いです。
なので20代前半であれば、そこまで気をつけなくとも引っかかることは少ないでしょう。
20代後半や30代の場合は、「30代OK」「年齢制限なし」などの記載があるか確認しておくのがおすすめです。
勉強できる内容/取得できる資格
一口にインフラエンジニアスクールといっても、勉強できる内容や取得できる資格が異なります。
中には様々なコースを用意していて、選択できるようになっているところも。
1年通ってインフラエンジニアとして活躍できるレベルまで勉強をするところもあれば、1つの資格取得だけを目指したものもあります。
主なインフラエンジニアスクールで取得できる資格やスキルは以下の通りです。
- CCNA
- LinuC(LPIC 1~2)
- HTML/CSSの理解とコーディングスキル
- Git/GitHubを利用したソースコードのバージョン管理
- Javaの理解とプログラミングスキル
- Servlet/JSPを使ったWebアプリケーションの構築
- WEBサービスの開発
受講期間
最短だと1ヶ月から、長いものだと12ヶ月かけてインフラエンジニアを目指すスクールもあります。
内容によって受講期間が変わり、1つの資格取得だけを目指しているコースを選択すると、1〜2ヶ月で受講完了となるスクールが多いです。
受講期間は、「長いからいい」わけでも「短いと身につかない」わけでもありません。
自分のライフスタイルや、受講の目的などによって受講期間も選択するようにしましょう。
インフラエンジニアスクールの選び方
スクールの選ぶ時は、まずあなたが希望する条件を洗い出しましょう。
例えば、
- いくらまでならお金をかけてもいいか(費用)
- 授業を受けられる時間帯や方法(生活スタイル)
- 取得したい資格やスキル(目的)
- いつまでに取得したいか(目標期間)
といったことを具体的に決めておくことがポイントです。
おすすめの有料スクール5選
ここからはおすすめのスクールを紹介していきますが、今回は有料か無料かで大きく分けてお伝えしていきたいと思います。
私がおすすめする有料スクールは以下の4つです。
- ウズウズカレッジ<CCNAコース>
- テックアカデミー<Javaコース>
- テックキャンプ
- KENスクール<CCNA認定取得講座>
- DMMウェブキャンプ
さらに、先ほど紹介したスクールのチェック項目を元に一覧表にしてみたのがこちら。
スクール名 | 詳細 | リンク |
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金額 :132,000円(税込) 受講方法 : オンライン 年齢制限 : 35歳まで コース名 : CCNAコース | ||
金額 : ¥327,800(税込) 受講方法 : オンライン 年齢制限 : なし コース名 : エンジニア転職保証コース 期間 : 12週間 | ||
金額 : ¥657,800(税込) 受講方法 : 通学orオンライン 年齢制限 : 40歳以上は就職支援サポート不可 コース名 : NO.1エンジニア養成プログラム 時間 : 600時間 | ||
金額 : ¥238,700(税込) 受講方法 : 通学 年齢制限 : なし コース名 : CCNA認定取得講座 期間 : 6ヶ月 | ||
金額 : ¥624,800(税込) 受講方法 : 通学orオンライン 年齢制限 : なし コース名 : 転職志望コース 期間 : 12週間 |
各スクールの特徴などを詳しく解説していきますね。
ウズウズカレッジ
- 業界最安値で未経験から学べる
- 個別指導方式で自分のペースに合わせて学習を進められる
- 自分の予定に合わせて受講スケジュールを組める
- 受講終了後は就職サポートが受けられる
就職・転職のサポートをしている株式会社UZUZが運営する『ウズウズカレッジCCNAコース』では、最短約1ヶ月でCCNA取得を目指せます。
さらに、チャットサポートや個別メンタリングも付いているので、不安を解消しながら勉強できます。
CCNAコースだけでなく、インフラエンジニア全般を学べる「インフラエンジニアコース」もあるので、是非一度HPをチェックして見てください!
テックアカデミー
- 講師は現役エンジニア
- パーソナルメンターと週2回のマンツーマン指導
- 毎日15〜23時の時間帯のチャットサポート
サーバーサイドのプログラミング言語であるJavaを学び、WEBアプリケーションを開発するプログラムを身につけられます。
テックキャンプ
- 未経験からプロのエンジニアを目指せる短期集中コース
- 転職成功率は驚異の99%
- オンラインだけでなく通学で学習することも可能
TECH::CAMPでは特定の資格を取得するのではなく、ITエンジニアとして必要なスキルを体系的に学びます。
KENスクール
- 「CCNA認定取得講座」では通学スタイルで個別授業を受ける
- 校舎では無料でパソコンを開放
- 模擬試験を受けられる
- 理解度に合わせてインストラクターと対話しながら進められるので挫折しにくい
KENスクールは、開校31年の歴史あるスクール。
新宿・横浜・梅田・名古屋・福岡など各地に校舎があるのが強みです。
DMMウェブキャンプ
- 東京・大阪に教室があり、通学・オンラインスタイルから選べる
- ITエンジニアとして必要なスキルを個人課題・チーム開発・ポートフォリオ制作を通して習得
- 全額保証返金制度
DMMウェブキャンプでは特定の資格を取得するのではなく、ITエンジニアとしての実践的なスキルを未経験から身につけていきます。
おすすめの無料スクール4選
スクール名 | 詳細 | リンク |
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受講方法 : オンライン 年齢制限 : 20代まで コース名 : ITエンジニアスピード転職コース 期間 : 土日覗く3ヶ月程度 | ||
受講方法 : 通学orオンライン 年齢制限 : 18~31歳まで 期間 : 最短1ヶ月 特徴 : ネットビジョンアカデミーを通して転職成功した時のみ無料 / 特徴:東京に上京する人は家賃が最大2ヶ月無料 | ||
受講方法 : 通学 年齢制限 : 20代向け 期間 : 420時間 特徴 : 未経験からITエンジニアへの正社員就職率96.2% |
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受講方法年齢制限 : なし / コース名:転職コース 期間 : 4週間or8週間 *SAMURAI ENGINEERを通して転職成功した時のみ無料 |
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GEEK JOB
- 完全オンライン学習なので働きながら参加が可能
- 転職活動も徹底サポート
転職を前提としたコースが用意されています。
ただし、20代むけという年齢制限があるので注意が必要です。
ネットビジョンアカデミー
- 基本的には通学クラス制
- 模擬試験が用意
- 最短1ヶ月で資格取得が可能
- CCNA合格率は95%以上
ネットビジョンアカデミーのCCNA取得コースは入校時点で18~31歳までが対象となっています。
ネットビジョンアカデミーを通して転職成功した時に、料金が無料になるシステムなので注意が必要です!
プログラマカレッジ
- ビジネスマナーや履歴書対策などの就職支援もしている
- 第二新卒・フリーター・IT未経験でも正社員就業率96.2%
- 資格取得可能
プログラマカレッジ(プロエンジニア)では、20代を対象に完全無料で授業を行なっています。
途中でも辞めてしまっても違約金がかかることがない点も安心です。
SAMURAI ENGINEER
- デポジット料金を納め、転職に成功したら全額返金されるシステム
- 実際に手を動かしながら学べる28種類のプログラミング教材が使い放題
- つまずいた時はいつでも現役エンジニアに質問可能
プログラミングスクールが提供する「転職コース」。
デポジット料金を支払うため、転職に成功するまでモチベーションを保てます!
インフラエンジニア についてのよくあるQ&A(将来性・年収など)
さて、ここからはインフラエンジニアに関するQ&Aに答えていきましょう!
Q1 インフラエンジニアの将来性はある?
ズバリ、将来性は高い職種です。IT業界は慢性的に人材が足りていません。こうした傾向は今後も続き、経済産業省によると2030年には約79万人ものIT人材が不足する可能性が示唆されています。第一線で活躍できるインフラエンジニアを目指せば、職に困ることはないでしょう。
Q2 年齢別の平均年収はどれくらい?未経験で入社した場合の初年度の年収は?
インフラエンジニアの平均年収は30代で「ソフト・ネットワーク系エンジニア:607万円」「電気・電子・機械のハード系エンジニア:588万円」です。
Q3 インフラエンジニアの主な仕事内容について教えて!
インフラエンジニアの仕事は大きく「設計」「構築」「運用・保守」の3つに分けられます。未経験からインフラエンジニアになる場合は「運用・保守」の仕事からスタート。
システムがきちんと作動するように監視したり(運用)、トラブルが生じた時に原因究明したり(保守)します。
運用・保守で経験・スキルを身につけると「システムの構築」や「インフラを作り上げる設計の仕事」へとステップアップが可能になっていきます。
インフラエンジニアの仕事内容について詳しくはこちらの記事でご紹介しているので、よかったらチェックしてみてください!
まとめ
ここまで、おすすめのスクールなどを紹介してきました。
この記事で伝えたいことは以下の3つです。
この記事で伝えたいこと
- 20代で未経験からインフラエンジニアを目指す場合、関連資格が1つは必要、30代の場合は資格1つでは足りないくらい
- スクールに通うなら資格取得できるスクールを選ぶ
- あなたのライフスタイルに合ったスクール選びが重要。無理しないでスケジュールを組めるのが理想
ゼロから何かを習得するのはなかなか根気のいること。
でも身につけたスキルは将来あなたのキャリアに役立つはずです!
一緒に頑張りましょう。