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【データで見る企画職】求人倍率・求人数・平均年収・平均残業時間は?

データで見る企画職。求人倍率、求人数、平均年収、平均残業時間は?

 
企画の仕事ってクリエイティブなイメージがあって憧れる!

そうですね、「今度の企画はあなたに任せるわ」といった感じで、ドラマのヒロインが企画の仕事をしていたり、ファッション誌の着回しを紹介するページなどの設定で良く見かけるのも企画職ですよね。

たしかに企画職は自分のアイデアを形にしていくというクリエイティブな面がありますし、仕事の成果も比較的わかりやすく、やりがいのある仕事と言えます。

しかし、消費者が何を求めているのかを入念にリサーチしたり、商品をどのように展開していくかなどを検討してPRするなど、企画職と一口に言ってもその仕事内容は様々。

また、企画次第では会社の経営に大きな影響を与えかねないため、強いプレッシャーのかかる仕事ともいえるでしょう。

 
会社の命運をわけるなんて責任重大!でもますますやる気が出そう!

では、企画職を実際に目指す場合、その求人倍率は多職種と比較してどうなのでしょうか?

その他、企画職の気になる平均年収残業時間についても詳しく見てみましょう!

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【企画職の基礎知識】まずは、企画職について知っておこう

企画職の求人倍率を見る前に、まずは企画職の中にどのような仕事が含まれているのかについて知っておきましょう。

実は、企画職の明確な定義というのはなく、企業によってどこまでを企画職とするのかは様々です。

しかし、一般的に企画職は大きく商品企画と営業企画の2つに分類することができます。

まず、商品企画は、その名のとおり実際の商品やサービスを企画する仕事で、実際の業務としては次のようなものが挙げられます。

  • 市場調査・リサーチ…商品企画・開発のためのデータ収集や分析を行う
  • 商品企画・開発…実際の商品やサービスを企画し、開発する
  • 広告宣伝…商品やサービスを広告費を投じて行う
  • 広報・PR・IR…商品やサービスについてのPRを広告費を投じず行う

これらは、それぞれが単独の部署として独立している企業もあれば、1つの部署の中で全てを行っている企業もあります

 
市場調査や広報の仕事も企画に含まれるんだね!

次に、営業企画についてですが、営業企画は社内の営業や小売店などが商品やサービスを販売するための戦略を立て、仕組みを作る仕事です。

実際の業務としては、売上の数値を分析したり、営業の成果に対してのインセンティブを設定するなど、営業活動をスムーズにするためのサポート業務がメインとなるでしょう。

【企画職の基礎知識】やっぱり花形職種!?企画職の求人倍率

気になる企画職の求人倍率についてですが、求人情報・転職サイトdoda(デューダ)が毎月発表している「転職求人倍率レポート(データ)」によると、2019年4月度(2019年5月13日発表)の「企画・事務系」の転職求人倍率は、1.73となっています。

転職求人倍率が1.73ということはつまり、1人の求職者に対して1.73社の求人があるということです。

 
えっ、それって他の職種と比べてどうなの?

ちなみに、同調査では「企画・事務系」を含む11職種の求人倍率が発表されていますが、2019年4月度に限定すると「企画・事務系」は11職種の中で6番目に低い求人倍率となっています。

 
真ん中くらいってこと?なんかビミョーにわかりづらい……

11職種で考えると、たしかに真ん中あたりの求人倍率と言えますね。

ただ例えば、2019年4月度だけを見ても「事務・アシスタント系」の求人倍率は0.21、「技術系(IT/通信)」の求人倍率は8.50と、求人倍率の“低いもの”と“高いもの”とでかなり差があるんです。

同調査が開始された2014年4月度からのデータを見ると、求人倍率の高いグループと低いグループにざっくりと二分することができ、「企画・事務系」は求人倍率の低いグループに常に含まれています。

しかも、2014年4月度から2019年4月度までの「企画・事務系」の求人倍率は最低が2014年6月度の1.39、最高が2016年5月度の2.18ですから、ここ5年間を見ても求人倍率には大きな変動はないと言えます。

また、2019年4月度の全体の求人倍率は2.19ですから、企画職は安定して人気のある職種と言えるでしょう。

 
安定して人気がある職種ってなんかイイネ!

企画職の平均年収や平均残業時間ってどうなの?

安定した人気の企画職ですが、平均年収平均残業時間も気になるところですよね。

 
ドラマや雑誌で見る企画職の人たちはみんななんだか良い生活だよね(笑)

では早速平均年収から見てみましょう!

求人情報・転職サイトdoda(デューダ)が2018年12月に発表した「平均年収ランキング 最新版」によると、企画/管理系職種の平均年収は以下のとおりです。

  • 男性…559万円
  • 女性…443万円
  • 全体…510万円

なお、年代別では20代が387万円、30代が510万円、40台が624万円、50代以上が761万円
で、11の職種の中で最も年収が高い専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)系の588万円に次ぐ平均年収の高さとなっています。

 
ドラマや雑誌の設定もあながち間違いではないのかも(笑)

次に、平均残業時間についてです。

同じく求人情報・転職サイトdoda(デューダ)が2018年10月に発表した「15,000人の残業時間ランキング」では、「残業が少ない職種」の11位に、企画職に近しい職種である「マーケティング・広報アシスタント」がランクインしています。

この調査結果によると、1カ月あたりの残業時間は15.8時間ですので、週休2日、月20日の勤務と考えると、1日あたり平均0.79時間、つまり1時間にも満たない残業時間であることがわかります。

ただし、これはあくまでも企画職に近しい職種のデータであり、企画職の実務では外部とのミーティングや市場調査なども多いため日々のスケジュールも変則的になりがちです。

また、プレゼンの期日が迫ると集中して残業が発生したり、良いアイデアが浮かばない日は定時で仕事を切り上げる、といったこともあるでしょう。

企画職に就きたい!と思ったら……

企画職には新しいアイデアを生み出す柔軟な発想力はもちろんのこと、消費者やクライアントが「今何を求めているのか」「どういった商品やサービスが受け入れられるのか」、といったトレンドやニーズを察知する能力も求められます

さらに、企画の仕事では新商品や新サービスを企画するだけではなく、既存の商品やサービスをアップデートする仕事も多く存在するため、既存の商品やサービスについての知識の習得も不可欠ですし、アイデアを伝えるプレゼン能力も求められます

そのため、新卒入社で最初から企画系の職種に配属されることもありますが、一般的には営業などの現場を経験したのちに企画系の職種に配属となるパターンの方が多いでしょう。

また、未経験可の求人の場合にも、入社当初は営業や市場調査などの基本的な業務からスタートすることがほとんとです。

 
うーん。新卒以外の人が企画職に就くためにはどんな方法が近道なのかな……

企画職は様々な能力が必要となる職種であるがゆえ、どのような業界で企画の仕事をしたいのかや、募集を行う企業によっても求められる人物像やスキルが異なってきます。

第二新卒や既卒、フリーターなどから企画職を目指す場合は、業界の動向や企業研究をしっかりと行うことはもちろんですが、例えば、特定の業界や企業のことを熟知している就職支援サービスを利用してみるというのもひとつの手です。

就職支援サービスにはわかものハローワークをはじめとする公的サービスと、私たちUZUZのような民間サービスに大きく分けられます。

扱う求人数の多さや地元の求人に限定して就活をしたい方には公的サービスがおすすめですが、よりきめ細やかな就活サポートを受けながら現場に近い情報を求めるのであれば、紹介企業との連携が密にとれている民間の就職支援サービスもおすすめです。

 
公的サービスと民間サービスの両方を利用してみるのも良いかも!

まとめ

企画職は企業の命運を分けることもある責任の重い職種ですが、その分やりがいも大きく、安定した人気のある職種です。

第二新卒や既卒、フリーターなどから企画職を目指す場合は、言うまでもなく未経験可の求人を見つけられることが一番の近道となります。

しかし、将来的に企画職に就くことを目指して営業職や販売職などからスタートしてみるのも、現実的かつ確実に実力を身に付けられる方法と言えるでしょう。

やりがいはもちろんのこと、年収の高さも非常に魅力的な職種ですので、興味のある方は是非長期的な視点で企画職を目指してみてはいかがでしょうか。

UZUZでは、第二新卒や既卒、フリーター、ニートなど20代を中心とした就活サポートを行っています。

紹介企業の求人には今回ご紹介した企画職への第一歩となる営業職や事務・マーケティングといった職種も多数ありますので、企画職に興味のある方は是非お気軽にご相談ください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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