もくじ
皆さんは、岡崎雄一郎氏を知っていますか?
岡崎雄一郎氏とは、昨今SNSなどで注目を集めている「退職代行EXIT」の運営元・EXIT株式会社の経営者のひとりです。
「本当は仕事を辞めたいけど、つらくて会社に伝えられない……」と悩む人に代わって会社に退職の意思を伝え、次のステップに進めるようサポートする――岡崎雄一郎氏はこんなサービスの仕掛け人のひとりといえます。
しかし、そんな岡崎雄一郎氏のとあるウワサがインターネットに浮上しました。
2ch.scで退職代行EXITの経営者がタトゥー(刺青)をしていると話題?!
ウワサの発端は、ありとあらゆる情報が飛び交う掲示板「2ch.sc」に現れたスレッド。
スレッドの冒頭には、とあるネットメディアが掲載した「退職代行EXIT」の記事と写真がコピペされており、そこには黒い半袖シャツを着た岡崎雄一郎氏の姿も写っていました。
「強すぎる」というコピーの理由は、岡崎雄一郎氏の肌にタトゥー(刺青)があったため。
刺青といっても首すじや腕の一部に入っているだけですが、スレ主(スレッドを立てた人)にとってはおそらく、皆に共有したいと思うほどのインパクトがあったのでしょう。
当時は退職代行サービスそのものが注目され始めていたこともあり、
という問題提起をしたかったのかもしれません。
実際、スレッドには退職代行サービスに対して、
- 自力で退職くらいできないの?
- 刺青を入れている経営者の会社はちょっと利用しにくいかも……
など、ネガティブな意見も書き込まれました。
首すじや腕などの一部ではありますが、体に刺青を入れている経営者・岡崎雄一郎氏。
退職代行サービスという(聞き慣れない人からすれば若干胡散臭さもある)事業を始めた経緯といい、いったいどのような人物なのでしょうか。
2ch.scで話題の退職代行EXITのタトゥー(刺青)経営者とは?
という、2ch.scでも注目された部分が真っ先に気になるところですが、まずは岡崎雄一郎氏の経歴をざっとご紹介しましょう。
- 生まれは1989年
- 国内有数の難関校として知られる私立開成高校を卒業後、アメリカに留学
- ボクシングに熱中するあまり、大学を中退
- 帰国後、解体工や歌舞伎町での黒服を経験
- 小学生時代の同級生である新野俊幸氏とともにEXIT株式会社を立ち上げる
「刺青を入れた」なんて、岡崎雄一郎氏の歴史のささいな出来事に過ぎないのでは……と思えるほど、ユニークな経歴の持ち主ですよね。
ちなみに気になる「刺青を入れた理由」についてですが、岡崎雄一郎氏のTwitterによれば、開成高校の在学中に「気合いとともに」入れたものなのだそう。
き、気合いで高校生時代に刺青……!?
と、少し面食らってしまいますが、常識にとらわれない姿勢があったからこそ、「退職代行」という新進気鋭のサービスの経営者になったのかもしれませんね。
共同経営者の新野俊幸氏について
刺青のこともあって岡崎雄一郎氏につい注目が集まりがちですが、EXIT株式会社にはもうひとり、新野俊幸氏という共同経営者がいます。
EXIT株式会社のHPによると、新野俊幸氏は青山学院大学文学部英米文学科を卒業したのち、ソフトバンク→ニート→フリーター→リクルートテクノロジーズというキャリアをへて、大手企業からの退職に苦しんだ経験をお持ちだとか。
「退職したいのにできない」
――苦い実体験をもとに退職代行のコンセプトに辿り着いた新野俊幸氏は2018年、「会社と労働者は対等の立場だ」という考えを持つ岡崎雄一郎氏とともに、EXIT株式を設立。
以降、退職に悩む人々のサポートを行っているのだそうです。
タトゥー(刺青)のある経営者=退職代行EXITは”危険”なの?
結論から言うと、退職代行EXITは”危険なサービス”ではありません。
確かに2ch.scで話題になったとおり、岡崎雄一郎氏はタトゥー(刺青)を入れている方ですが、刺青を入れた経緯はあくまで「学生時代に気合いを入れようとしたため」。
刺青を入れている人の中には暴力団関係者などのアウトローな方々もいますが、岡崎雄一郎氏は違います。
そもそも「刺青を入れている人が経営しているサービスなんて大丈夫なの……?」という視点は、刺青文化への偏見が入ってしまっていると言えるでしょう。
岡崎雄一郎氏の人柄をもっと知りたい人は
とまだ不安がぬぐえない方は、退職代行EXITが発信しているメディアをチェックしてみると良いかもしれません。
退職代行EXITが発信しているメディアとして挙げられるのは、リブートや、公式Twitter など。
実際に退職代行EXITを使って退職した人の口コミや、ウェブメディアによるインタビュー記事も投稿されているので、サービスの雰囲気はもちろんのこと、経営者の人柄もわかりやすいです。
さいごに……経営者のタトゥー(刺青)が2ch.scで騒がれた退職代行EXITとは?
最後に、2ch.scやSNSで話題になった退職代行EXITのサービス内容について簡単にご紹介しましょう。
自分の代わりに、会社に退職の連絡をしてもらえる
退職代行EXITは、「仕事を辞めたいけど自分では言えない」と悩む人に代わって、会社に退職の意思を伝えるサービスです。
本来なら退職の連絡は当人がすべきものですが、中には
- 職場が忙しい様子なので言い出しにくい
- 上司が怖い
などの理由で、なかなか「退職したい」と言えない人もいます。
また中には、
- 退職したいと伝えているのに「後任が決まるまで待って」と先延ばしされてしまう
- 覚悟が足りないと文句を言われ、聞き入れてもらえない
など、退職の意思を反故にされてしまうケースも。
こんな時に、自分の代わりにはっきりと「辞めます」と言い続けてくれるサービスが退職代行EXITです。
ただ、あくまで対応してもらえるのは「辞める」という気持ちを会社に伝達することだけ。
当人の代わりに未払いの給与を請求したり、退職を拒む上司と交渉したりする行為は弁護士にしかできない業務のため、退職がこじれた場合は弁護士への依頼費が別途、必要となります。
退職代行EXITは退職率100%のサービス(公式HPより)ではありますが、対応できない業務もあることは把握しておいたほうがよいでしょう。
依頼方法・料金について
退職代行EXITへの依頼方法は実にシンプルで、電話やLINE、メールなどから「会社を辞めたいんですけど……」と連絡をするだけ。
あとは退職代行EXITに「いつ辞めたいか」などの希望を伝え、サービスの利用料金の振り込みをすれば、代行依頼は完了です。
退職代行費用は、正社員・契約社員の場合は50,000円(税込)、アルバイト・パートの場合は30,000円(税込)とやや高めですが、「辞めたいのに辞められない」と悩んでいる人にとっては心強い味方といえるでしょう。
まとめ
聞き慣れない人にとっては「本当にそんなサービスあるの?」と思われがちな退職代行事業。
昨今は「退職したいのにできない」と悩む人を支えるEXITのようなサービスも徐々に増えています。