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理系就活の悩み|研究や教授の拘束からうまく逃げながら就活する方法

教授の下で研究する学生

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理系だと就活と卒業研究が重なってしまって就活ができない!どうにかして研究や教授から逃げたい!

怖い教授

今回の相談者

性別:男性
年齢:23歳
学歴:某大学大学院/工学部/電気電子情報工学科

現在の就活状況とお悩み

今年から就活が後ろ倒しになった影響で就活が本格化する時期と卒業研究が本格化する時期ががっつりかぶってしまいました。正直僕からすると、別に就職決めて卒業できればいいわけで、研究はある程度の完成度でかまわないわけです。でも、うちの教授が典型的な束縛系教授なんですよ。「大学院に来たんだから研究が最優先だ!」って就活するにも研究室を休ませてくれないんです。

学校推薦くれるなら別にいいんですが、うちの大学はそこまでレベルも高くないので学校推薦もたかが知れてます。だから、自分で動きたいのに教授が邪魔してくるので何とか仮病を使いながら就活してました。でも、結局面接を受けた2社はどちらも準備不足で不採用でした。

いよいよ、研究どころではなくなってきたので就活に集中したいのですが、教授をうまく出し抜くことってできないですかね?

「内定」だけでなく「卒業」する必要があります。教授と良好な関係を築きつつ活動することが重要!

教授から指導を受ける学生

まずは今回のお悩みを整理しましょう!

今回のお悩みは大きく分けるとこの2つですね。

  1. 研究に時間を撮られてしまって就活する時間が足りない
  2. でも卒業しないと元も子もないので教授とも良好な関係を保ちたい

完全に板挟み状態ですね。でも、この2つの条件をどちらもクリアしないと来年も大学院に通うはめになってしまうので、うまくやりくりするして活動しましょう。

「時間を増やす」という発想ではなく「最小限の時間で就活する」という発想に転換

束縛系の教授とどれだけ交渉しようとも就活の時間を劇的に増やすことはできません。ではどうすればいいのか?それは「就活の効率化」に他なりません。ということで最小限の就活で内定を取るための準備をしていきましょう。

具体的には、このようなアプローチが有効です。

  • 無駄なエントリーを減らす
  • 面接通過率を上げるために面接の練習をする
  • 就活スケジュールを作り、研究スケジュールと重ねあわせて調整する
  • 就活に詳しい知人、キャリアカウンセラーに相談する

無駄な選考を受けない、急なスケジュール変更を減らすことである程度効率よく就活を行うことができると思います。量(就活の時間)が増やせないのであれば、質(就活のムダを省く)を上げるしかないのです。

できるだけ早めに選考日程を教授に伝えて日程調整する

束縛系教授も鬼ではありません。まずは研究に対して不真面目な学生だと思われないように気を付けましょう。選考日程を調整できる可能性を少しでも高めるためには教授にできるだけ好かれておくことが重要です。誰だって好感を持っている人の真剣な頼みなら聞いてあげようと思うものです。

なので、前述の解決策にもあったムダのないスケジュールを早めに組んでおき、早めに調整できるところだけでも研究とかぶらないように調整しておきましょう。どうしても急な選考が入ってしまった場合にはこのように教授にお願いしましょう。

「教授、すいません。明後日の実験なのですが、別日に調整できないでしょうか?というのも、僕の第一志望の企業の面接と日程が重なってしまいました。わざわざ実験設備の調整をしてもらいながら、誠に申し訳ないのですが、何とか日程の変更をお願いしたいです。研究の進捗もそこまで悪くないので、遅れた分は土日に研究室に出て補填しますので。」

ここで大事なのは、決して実験を軽く見ているわけではなく、どちらも大事だから「自分としてはどちらもうまくやりたい」という気持ちを相手に伝えるように話すことです。研究が大好きな教授にとって、研究を大事に思ってくれている学生のお願いであれば聞いてやろうという気持ちにさせることができれば成功です。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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