もくじ
文系出身でもエンジニア職に就けることを知っていますか?
文系でも就職できるエンジニア職もありますよ!
例えば「インフラエンジニア」や「クラフトエンジニア」といった技術職が挙げられますね。
クラフトエンジニアはものづくりの製造工程に関わるエンジニアのことを示します。
そんなことはありません。
ここではデータを元に、クラフトエンジニアの求人件数や求人倍率、年収、平均残業時間などについてご紹介しましょう。
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【クラフトエンジニア職の基礎知識】まずは、求人数を見てみよう
それもクラフトエンジニアの仕事の一つ。
クラフトエンジニアは少しずつ専門性を磨き、最終的にはスキル・知識を持ったエンジニアを目指します。
例えば、こんな風に。
まず最初は現場の製造ラインに立ち、組立作業や検査のノウハウを身につけます。
現場経験を積んだ後は、設備オペレーター(製造ラインの管理)にステップアップ。
さらに製造ライン自体を設計・改善する開発に関わるエンジニアを目指します。
その通りです。
業務を通して専門知識を身につけていくので、未経験者からでも挑戦しやすいのがメリットですね。
それでは、実際にクラフトエンジニアの求人数について見ていきましょう。
厚生労働省が公表しているデータによると、クラフトエンジニアを含む生産工程の職業の新規求人件数は62,997件、有効求人件数は196,577件です。
ちなみに新規求人件数とは、一定期間中に新たに募集された件数のこと。
一方、有効求人件数は繰り越されている求人件数と、新規求人件数を合計したものです。
他の職業と比較してみると最も多いのが、医師などの専門職を含む専門的・技術的職業の有効求人(364,854件)です。
次いで多いのが、サービス業。
その次が、クラフトエンジニアを含めた生産工程の職業です。
【クラフトエンジニア職の基礎知識】求人倍率ってどうなってる?
それについては求人倍率をみれば分かります。
求人倍率とは求職者一人当たりに何件の求人があるのかを表したもの。
求人倍率が高いと就職しやすいことを意味します。
マイナビが公表しているデータによるとクラフトエンジニアを含む生産工程の職業の有効求人倍率(有効求人数から導いた求人倍率)は2019年1月時点で1.9倍。
ちなみに2018年1月は1.75倍と、前年よりも上がっていますね。
そうですね。
職種全体でみると有効求人倍率は1.51倍です。
つまり、”クラフトエンジニアは求人が豊富にあり、比較的就職しやすい職種”といえます。
その通り。
「生産工程の仕事=クラフトエンジニア」ではありません。
求人内容を見ただけでは、クラフトエンジニアなのかどうか分からないものもたくさんあります。
それについては後ほど詳しく説明しますね。
クラフトエンジニア職の平均年収や平均残業時間ってどうなの?
それではクラフトエンジニアの平均年収について見てみましょう。
DODAの調査によるとクラフトエンジニアが最初に担当する業務である「製造技術/設備技術」の平均年収は347万円です。
アフロ君の言う通り、決して高くありません。
しかし、生産管理を担当できるようになると平均年収は394万円にアップします。
そして製造ラインの開発に携わるようになると、さらなる年収アップが期待できます。
そうですね。
従って”キャリアアップしやすい職場を選ぶことがとても重要“なんです!
クラフトエンジニアは身体を使います。
ただ、過酷な環境での肉体労働というよりは、頭と身体を使って作業をするオールラウンダーのイメージですね。
それではクラフトエンジニアの残業時間についても見ていきましょう。
DODAの調査によると、クラフトエンジニアを含む生産技術の平均残業時間は32.8時間です。
毎日1.5時間程度の残業がある計算になります。
また、生産技術の残業理由の一つに工場の生産ラインの不具合の対応が挙げられます。
日常的に残業があるというより予想外のトラブルなどで残業になるという感じですね。
しかし、トラブルを通して問題を解決し経験値が上がっていくので、スキルアップの機会ともいえます。
クラフトエンジニア職に就きたい!と思ったら……
クラフトエンジニアの求人探しをする上で4つの注意点があります。
- 一般的に「クラフトエンジニア」という職種で募集があるわけではない
- キャリアアップが明確な職場を選ぶ
- 事前にきちんと準備をする
- クラフトエンジニアに強い人材紹介会社を利用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一般的に「クラフトエンジニア」という職種で募集があるわけではない
前述した通り、一般的には「クラフトエンジニア」という職種で求人があるわけではありません。
というのもクラフトエンジニアは製造技術に関する幅広いポジションを指すためです。
クラフトエンジニアの中でも未経験者とある程度のスキルを身につけた人とでは業務内容が全く異なります。
未経験からクラフトエンジニアを目指す場合、まずは現場の製造ラインに立って作業をする求人を探します。
キャリアアップが明確な職場を選ぶ
初めは製造ラインでの作業からのスタートですが、いつまでも組立や検査といった業務ではクラフトエンジニアとしてキャリアアップできません。
従って同じ会社の中でキャリアアップができる求人を選ぶことが重要。
最も多い問題が現場の製造ラインでの作業から抜け出せないこと。
それを回避するには自動車や半導体・医薬品などの製造過程での機械化が進んでいる分野を選ぶとキャリアアップがスムーズといえます。
また先輩社員のキャリアアップ例などをよく見てどのくらいの年数で専門性の高いポジションにステップアップしていくかを調べましょう。
事前にきちんと準備をする
クラフトエンジニアを目指すのであれば、まずは製造業についてよく調べましょう。
どんな分野があるのかを調べ、今後の動向も見極めた上で選ぶことをおすすめします。
また、専門知識についても「入社してから勉強すればいいや」という姿勢ではなく、事前に勉強してみるのも良いです。
例えば製造技術の基礎知識を身につけるために品質管理の資格「QC検定3~4級」を学習してみてはいかがでしょうか。
このような準備を進めることで入社後のミスマッチを防ぐだけでなく、選考過程においてもアピール材料につながります。
クラフトエンジニアに強い人材紹介会社を利用する
一般的にはクラフトエンジニアという職種で求人募集はありませんが、UZUZの場合はキャリアカウンセラーが職種を見極めてキャリアアップが明確で専門性の高い製造技術職に就ける求人を「クラフトエンジニア」として紹介しています。
従って、「いつまでも製造ラインから抜け出せない」という事態を避けることができるのです。
また、UZUZではクラフトエンジニアを目指す方を対象とした4週間の無料研修を提供しています。
クラフトエンジニアが具体的にどのような仕事を担当し、どのようにキャリアパスを歩み、どのような能力を身につけていくのかといったことを学びます。
研修を通してクラウドエンジニアの具体的なイメージが湧いてきます。
まとめ
あまり耳にすることのないクラフトエンジニア。
「エンジニア」と聞くだけで「文系出身だから無理」と諦める方が多いと思います。
しかしクラフトエンジニアの求人は充実しており、文系でも目指せる職種です。
働きながら専門性を磨いてキャリアアップすれば高収入を目指すことも可能。
ただし、クラフトエンジニアの求人を見つけるのはいくつか注意点があるので事前に求人をよく見極めた上で応募するようにしましょう。
クラフトエンジニアの求人を豊富に扱うUZUZを利用するのもおすすめです。
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