さて、今日は新たな内定者の方をご紹介できればと思います。テレビ局での勤務を3ヶ月で辞め、ネットワークエンジニアとして新たな一歩を踏み出したHさんの就活ストーリーです。
「テレビに関わる仕事がしたい!」昔からの夢を叶えるも…
中学生の頃からテレビが好きだったHさん(22歳 男性)は、将来的にはTVの制作に携わりたいと考えていました。高校生になっても気持ちは変わらず、映像関係を学ぶ専門学校に進学。昨年の3月に無事卒業しました。
新卒時の就職活動においても「TVの制作会社」を中心に選考を受け、無事に中学時代から好きだった番組を制作していた会社から内定を獲得して入社します。
実際に入社してからも好きだった番組に携わり、中学時代からの夢を実現させました。しかし、そんなHさんは3ヶ月という短期間で退職を決意します。
そんなHさんはUZUZを利用し、転職活動をスタートさせました。
月に300時間の残業でダウン
なぜ、ずっと希望していた仕事に就けたのに短期間で離職したのか?理由は「労働時間」でした。前職では残業時間だけで月300時間を超えるほど働き、合計の労働時間は500時間にも上りました。
休みは月に一日あるかないか、睡眠時間は1〜2時間程度という生活を続け、「このままずっと働くのは無理だな」という結論に至ったのです。
私がカウンセリングをしていると、「残業が多くてきつかったです…」という方は結構いるのですが、それにしても300時間残業はあり得ません…。お話を聞くと、過労で亡くなってしまった方もいたようです。そのような状況だったため、3ヶ月という短期間での離職となってしまいました。
Hさんのように「ブラック企業に入ってしまった!」という方はこちらの記事をぜひご覧ください。
▼就活生の天敵『ブラック企業』に入社してしまったときの対処法とは?
一人暮らしをしていたことから、まずは学生時代に行っていた夜勤のアルバイトを再開し、並行して就職活動を行っていたHさん。しかし中学生の頃からずっと映像業界しか見ていなかったHさんは、「他にどんな仕事があるんだろう?」という状態だったために内定を頂けず、1年の期間が過ぎていきました。
働いてみないと分からないことがある
そんな頃、HさんはUZUZにご登録いただきました。Hさんに「どのように働いていきたいですか?」と聞いたところ、「しっかりと長期的に働き、手に職をつけていきたいです。」とのこと。そこで私はネットワークエンジニアという職種をご紹介し、そちらに絞って就職活動を再開してもらいました。
Hさんと話していて、すごく印象に残った会話があります。私がHさんに「ネットワークエンジニアの仕事って正直興味あります?」と聞くと、「実際はよくわかりません。ネットワークエンジニアに関する勉強をやっても、分からないことだらけです。
でも仕事ってやる前から楽しいかどうかなんて分からないですし、面白みが分かるのはまだまだ先だと思います。なのでまずは、一つひとつしっかり取り組むことから始めていきます。」と話してくれました。
確かにその通りだな〜と思います。多くの既卒者、第二新卒の方と話をしていると、「服が好きだからアパレル業界」「車が好きだから自動車業界」「キラキラしてそうだから広告業界」というように、目の前の興味に惹かれて就職活動を行っているケースが非常に多いです。
また、そのような軸の定め方だと就職活動が上手く進まず、また短期で離職してしまっている方が多い気がします。社会人になって働く期間は40年弱です。今、数年やっている趣味や好みで、この先の40年を決定することはリスクが高いのかもしれませんね。
Hさんはアルバイトが忙しい中、準備をしっかりと頑張り就職活動をUZUZで開始してから2社目で内定を獲得する事が出来ました!
最初は夜勤がアルバイトだったため、昼間の時間は頭が働かず大変そうでした。しかし隙間時間でしっかりと準備を進め、無事内定までたどり着きました!入社は7月からですが、それまでも準備を怠らず頑張っていきましょう!!
UZUZではHさんのように過酷な労働環境を強いる、いわゆるブラック企業から転職に成功された方が他にもいらっしゃいます。
▼詳しくはこちらから!
大学中退→ブラック企業を短期離職した女性の転職