今回は大阪から上京して、【たったの2週間】で内定を獲得したAさんの就職活動についてお届けします。Aさんは、大学を卒業してから27歳までずっとアルバイトを続け、就職活動はほとんどしたことがありませんでした。
そんな崖っぷちのAさんが、一発逆転を狙って大阪から上京し、人生を大きく変えるまでのストーリーをお伝えします!
Aさんの経歴
まずはAさんの簡単なご経歴から説明しましょう。
名前: 有栖川 小春(仮名)
年齢: 27歳
性別: 女性
職歴: なし
出身: 神戸
特技: スマイル
1988年 神戸で産声を上げる。
2007年 大学へ進学。ここまでは順調。
2011年 就職活動に失敗。学生時代から続けていたレストランの接客でアルバイトを継続。
2013年 正社員での就職を目指し活動を再開。正社員として採用されることが前提で、アルバイトとしてインテリアの接客業を始める。
2014年 どうもなかなか正社員になれないぞ?ということに気づく。
2015年 本当になれないのではないか?という不安が確信に変わる。
2016年 もういい加減耐えられへん!と退職。上京を決意。
27歳フリーターが抱える就職活動の悩み
Aさんの場合、人柄を知れば「すぐに就職先は決まるでしょ!」という方でしたが、やはり大きなネックとなるのが就業経験がないことでした。27歳という年齢を考えると、やはり面接では仕事で意識していたことや成果、キャリアビジョンなどが中心に聞かれます。
しかしこのAさんの場合は、今まではアルバイトの経験のみのため、新卒での就職活動と似た内容しか話すことができません。面接でアピールできることが少なく、面接でもうまく話ができませんでした。
2週間で内定を獲得するための策略
そこでAさんは、アルバイトの経験が活きる接客業を中心に、就職活動を行うことにしました。もともと接客業の仕事は好きだったため、自分の言葉でアピールができ、仕事の内容も理解していることから、就職活動も順調に進んでいきました。その中でも、キャリアアップが期待できる企業に数社エントリーします。
またAさんの場合、大阪から上京して選考を受けるため、2週間に選考を集中して入れる必要がありました。そこで各企業にお願いをして、スケジュールを調整して就職活動を進めました。
面接対策では、しっかりとアルバイトの内容をアピールできるよう、話を整理するお手伝いをしました。Aさんは自分の経験の中でも、何が企業から評価されるのかがわからなかったのです。そこでいろんなお話を伺いながら、面接でアピールすべき内容をピックアップして、準備を進めました。
27歳フリーターでも評価されたポイント
結果的にAさんは、たったの2週間で内定を獲得することができました。そこにはもちろん面接の内容をしっかりと準備したことも挙げられますが、それだけではありません。
就職するために、仕事内容をイメージするための行動を取っていたのです。具体的には実際に働く場所を視察して、店員がどのような対応をしているか、どのように接客するのかを理解してから臨んだのです。
そのような行動が先方から非常に評価され、一次面接の時から既に「ぜひうちに来てほしい」と言われていました。27歳フリーターでも、しっかりと準備をすれば、2週間で希望の会社から内定をいただけることを証明してくれたAさん。東京でのリスタート、これからの活躍に期待ですね!