もくじ
インフラエンジニア初心者にはやはりCCNAがおすすめです!
CCNPはCCNAの上位資格となり、CCNPの方が難しいので未経験者にはあまりおすすめしません。
ただ、CCNA・CCNPどちらもちょこっと勉強したからといって取得できる資格ではありません。
だからこそ、「これらの資格を取得している=インフラエンジニアとしてのキャリアパスを歩める」ということにも繋がるでしょう。
ここではインフラエンジニアのキャリアをスタートさせたい人向けにCCNA・CCNPについて詳しく解説していきます!
コース名 | 特徴 | サイトURL |
---|---|---|
・税込132,000円(業界最安値) ・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師から個別指導が受けられる ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり ・対象は入校時35歳以下まで |
CCNAとCCNPの資格概要
それぞれ解説します。
CCNAとはどんな資格?
CCNAは世界トップシェアを誇るネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ社が運営しているシスコ技術者認定と言われる資格の一つです。
民間資格ではありますが、世界共通の資格として高い認知度があり、インフラエンジニアの登竜門的な資格として位置づけられています。
インフラエンジニアとして活躍するためには、レイヤーのスイッチングやルーティング・無線接続・セキュリティなどネットワークに関わるさまざまな知識が必要になります。
これらの基礎的な知識・スキルを持ち合わせていることを証明するのがCCNA。
- ネットワークの基礎
- ネットワークアクセス
- IPコネクティビティ
- IPサービス
- セキュリティの基礎
- 自動化とプログラマビティ
実はCCNAは2020年に改定されて、大幅に出題範囲が広がり、難易度が上がりました。
取得のハードルは上がってしまいましたが、就活の際、保持していて損はない資格です。
CCNPとはどんな資格?
CCNPもCCNA同様、シスコシステムズ社が実施している資格です。
CCNPのレベルは、アソシエイトレベルであるCCNAの1段階上の「プロフェッショナルレベル」に位置づけられています。
大規模ネットワークの導入・運用・保守などを行う技術を持っていることが証明されます。
実はCCNPは専門分野に応じて「7種類の試験コース」が用意されています。
その7つの試験コースは以下の通り。
- エンタープライズ
- セキュリティ
- コラボレーション
- データセンター
- サービスプロバイダー
- CyberOps
- DevNet
それぞれのコースで専門分野が異なるので出題範囲については全て解説できませんが、主にレイヤーのスイッチングやルーティングに加えて、セキュリティやトラブルシュート・アドレス実装技術を中心に学ぶことになります。
CCNAとCCNPの違いを解説
– | CCNA | CCNP |
---|---|---|
受験料 | 36,960円(税込) | 68,970円(税込) |
有効期限 | 3年 | 3年 |
受験資格 | 無し | 無し |
難易度 (勉強時間目安) | アソシエイトレベル (1~3ヶ月) | プロフェッショナルレベル (半年以上) |
受験科目 | 1科目 | 2科目 「コア試験」と「コンセントレーション試験」 |
受験料の違い
また、会社によってはこれらの資格の受験料を負担してくれるところもありますよ。
受験科目の違い
CCNAは前述した「ネットワーク関連・IPコネクティビティやサービス・セキュリティの基礎・自動化とプログラマビティ」の分野が1科目にまとめられています。
一方で、CCNPでは「コア試験」と「コンセントレーション試験」の2科目を受験することになります。
CCNPでは、幅広い専門分野をくまなく学ぶ必要はなく、あなたの興味ある分野や専門分野を選択できます。
未経験ならCCNAの取得がおすすめ
なお、CCNAを取得する場合、「独学で勉強する」「スクールに通う」という2つの選択肢があります。
独学の場合、コストを抑えながら時間のある時にいつでも勉強することができます。
参考書や学習サイトなどを利用してコツコツ進めていくといいでしょう。
ただし、独学で勉強すると分からない時に質問できる人がいません。
一つ一つ自力で解決する必要があり、それだけ時間を費やすことに。
一方で、スクールに通うとつまずいたり、分からないことがあればいつでも担当者に質問することができますよね。
忙しい社会人や「独学が苦手」という人はスクールに通ってしまった方が手っ取り早いでしょう。
他にもおすすめのスクールをこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてくださいね~!
もちろん、私の授業が一番おすすめですが!!笑
CCNAを取得した場合のキャリアや年収
インフラエンジニアは以下のようなキャリアパスを辿るのが一般的ですね。
- インフラ監視業務やヘルプデスク
- ネットワーク機器やサーバーが正常に作動しているかを24時間体制でチェック。また、ヘルプデスクではユーザーやエンジニアからの問い合わせに的確に答える。未経験のインフラエンジニアはこのポジションからスタートするのが一般的。
- インフラ運用保守
- トラブルや設定変更、バージョンアップなどの対応に従事。
- インフラ設計・構築
- 運用保守の経験まで積むと、より高度なスキルが求められる設計・構築の仕事へとステップアップできる。正常にシステムが動くようバックアップ方法やネットワークの繋ぎ方など幅広く検討してインフラの設計・構築を行う。
- インフラスペシャリスト
- クラウド対応など最新技術に対応できるインフラエンジニアのスペシャリスト。
- プロジェクトマネージャー
- 大規模インフラプロジェクトのリーダーとなってチームを取りまとめる。
- セキュリティスペシャリスト
- より高度なセキュリティの対策ができる。
- ITコンサルタント
- クライアント企業の課題をITの活用によって解決する。
上流工程へとステップアップする毎に年収は上がります。
最終的にインフラスペシャリストやITコンサルタントになれば年収1000万円も不可能ではありません!
CCNPを取得した場合のキャリアや年収
取るに越したことはありません。
CCNPを取得することでその後のキャリアのチャンス・可能性は大きく増えます!
例えば、転職や昇進の時に有利に。
会社によっては、たとえインフラ運用保守経験を3年以上積んでも、なかなか設計・構築のポジションにステップアップできないことがあります。
そうしたとき、CCNPの資格を持っていると社内で評価され、よりスムーズに上流工程のポジションへと昇進できる可能性が。
また、転職においてはCCNPの資格があることで内定を獲得しやすいでしょう。
さらに、フリーランスとして独立した場合もプラスになります。
CCNPの資格があることでクライアントさんからの信用度が上がり、仕事を引き受けやすくなるのです。
エンジニア・稼ぐエンジニアになるために他にもおすすめの資格
もちろんCCNAより難易度の低い資格もあります。
実はインフラエンジニアはかなり広義なエンジニアを指すんです。
大きく分けると「サーバーエンジニア」「セキュリティエンジニア」「ネットワークエンジニア」の3種類に分けることができます。
それぞれに複数の資格が存在するので、そこを目指すのも一つ。
おすすめ資格「ITパスポート」
- 金額:5,700円(税込)
- 難易度:低い
- おすすめな人:ITに関する基礎知識を幅広く習得したい人。
- キャリアパス:ITパスポート取得後はさらに上位資格である「基本情報技術者試験」を目指す。難易度は高いですがプログラマーやSE職を目指すことも可能。
- その他資格概要:ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野から出題。アルゴリズムやプログラミングの基礎知識も求められる。国家資格。
サーバーエンジニアなら
おすすめ資格「LinuC-1」
- 金額:33,000円(税込)
- 難易度:低い
- おすすめな人:サーバーエンジニアを未経験から目指す人。
- キャリアパス:LinuC-1の次はLinuC-2、LinuC-3を目指しましょう。LinuC-3を取得すればサーバーエンジニアのスペシャリストという位置づけ。
- その他資格概要:基本的なサーバースキルだけでなく、クラウド対応もできる技術者であることを証明できる。LinuXのシステム操作・管理に関する基本操作が問われる。
セキュリティエンジニアなら
おすすめ資格「情報処理安全確保支援士試験(SC)」
- 金額:7,500円(非課税)
- 難易度:高い
- おすすめな人:セキュリティエンジニアとしてステップアップを図りたい人
- キャリアパス:スペシャリスト・プロジェクトマネージャーを目指せる。
- その他資格概要:セキュリティ関連の資格としては国内最難関の国家資格。情報セキュリティシステムの技術・管理から法的要求事項に関することまでセキュリティに関する幅広い知識が求められる。
ネットワークエンジニアを未経験から目指すなら、ここで紹介してきたCCNA・CCNPの取得が定番ともいえるでしょう!
コース名 | 特徴 | サイトURL |
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・税込132,000円(業界最安値) ・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師から個別指導が受けられる ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり ・対象は入校時35歳以下まで |