もくじ
就職・転職を考えているみなさん。仕事選びはどのようにしていますか?業界・職種・会社規模・給料・休日・福利厚生・人間関係etc…挙げるとキリがないですよね。まずは、2016年大学卒業予定の方たちがどんなポイントを意識して企業選択をしているのか見てみましょう。
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企業を3年以内で辞めてしまう人の退職理由
まずは下記のグラフをご覧ください。
※20項目のうち2つを選択しています。
マイナビは2016年3月、大学卒業予定の学生12,526人に調査を行いました。全体の4割の方が「自分のやりたい仕事(職種)」を、企業選びの一番のポイントに置いていることがわかります。しかし最近は、新卒者の3割は3年以内に会社を辞めてしまうと言われています。自分のやりたい仕事を選んだはずなのに、なぜでしょうか?
参考元:株式会社マイナビ「2016年卒マイナビ大学生就職意識調査」
上記は株式会社ヴォーカーズが運営する、就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」に寄せられたクチコミをグラフ化しています。新卒入社で3年以内に退職した平成生まれの若手社会人を対象に、企業評価レポートに基づくランキングです。
全体の7割を、「キャリアの成長が見込めない(25.5%)」「残業・拘束時間の長さ(24.4%)」「仕事内容とのミスマッチ(19.8%)」が占めています。新卒の時はやりたいことで企業を選び、入社後にはキャリアアップや勤務時間などが退職理由にあがっていますね。
仕事を始めると「やりたいこと」よりも自分が仕事を通じてどれだけ成長を感じれるかや、プライベートとの両立のしやすさなど、現実的な視点で仕事を見るようになってきます。社会人になると、生活費や交際費など自分で払う必要があります。そうすると、やりたいことだけをやっていられる状態ではなくなるようです。
現状に不満がある方、転職をおすすめします
みなさんは、以下のことで悩んでいませんか?
- 「大学を出てからずっとバイト生活を抜け出せない。そろそろ就活を始めるべきかなぁ…」
- 「だけど次の仕事をどういうふうに選べばいいかわからない」
- 「自分に合う仕事ってなんだろう?」
- 「このままの働き方でいいのだろうか?」
この記事はこれから就職活動を始めようと思っている20代の方向けに、仕事の選び方のノウハウをまとめています。弊社は既卒・第二新卒に特化をした人材紹介会社ですので、既卒や第二新卒に関する知識はより深くお伝えできます。就職活動でお悩みの方、情報を知りたい方はぜひチェックしてみて下さい。
「給料が少し下がっても、ちゃんと休みが取れる方が良かった」や「残業が毎日あってもいいので、給料が多いほうが良かった」など、大きな不満ではないけれどできれば改善したい条件など、キャリア転換ができるこの機会に見直してみましょう。
もしかすると、今までよりも自分に合った働き方ができるかもしれません。ピンチはチャンス!気持ちを切り替えることが出来れば、転職は大きなチャンスかもしれません。前向きにとらえて就職活動にのぞみましょう。
UZUZでは新たなスタートを切りたい方に向けて、就活サービスを提供しています。
仕事について知る
これから、既卒・第二新卒の方が仕事を選ぶ際の代表的な職種を紹介しようと思います。
なぜ「業種」ではなくて「職種」なのかご説明します。新卒時は「総合職」での採用が多いので業種で選ぶ傾向がありますが、第二新卒・既卒での求人は「職種」ごとの採用を行っています。「業種」で選んでしまうと、受けられる求人がグっと減ってしまうのです。そのためまずは、「職種」を知ることからはじめましょう。
ちなみに、第二新卒・既卒が応募できる求人で、銀行/新聞社/テレビ局/大手メーカーetc…といった企業の募集は少ないです。その理由は、人気企業だから。人気企業は新卒で優秀な人材が確保できるため、中途入社しようとするとかなり難しいでしょう。
営業職(営業ってどんな仕事?)
- 「営業はきつい」
- 「飛び込み、テレアポで断られ続ける」
- 「給料が高い!」
- 「成長できる!」
- 「接待とか大変そう!」
- 「プレッシャーがきつい!」
営業職は、色々なイメージが交錯する職種ですね。営業と言っても企業ごとにさまざまなスタイルがありますから、一言で説明できるものではありません。
営業職とは、要は自社の商品やサービスを販売する仕事です。対企業向けに販売する場合を「法人営業」、対個人向けに営業する場合を「個人営業」と呼びます。
企業は利益を得る目的で事業を行っています。市場ニーズに応える商品やサービスを提供し、その対価を得ることによって利益を得る。そのため企業には、常に二つの課題があります。
- より市場価値の高い商品やサービスを提供すること。
- 商品やサービスを市場に認知させ、より多く販売すること。
営業職は、後者の課題に取り組む仕事です。いくら品質の良い商品やサービスを提供できても、それだけでは売れません。商品やサービスを認知させ、購入するように説得する活動が必要になります。
どのような業種であっても、企業である以上は営業職が必要です。そして、企業が発展していけるかどうかは営業にかかっています。
営業職に求められるスキルは、営業職のタイプによって様々です。しかし、どのような営業職においても、必須のスキルが二つあります。
- 提案力
お客の隠れた問題を察知してニーズを喚起し、問題解決策として自社の商品やサービスを提案するスキルです。
- 説得力(交渉力)
商品の購入がお客にとって有益であることを納得させ、お互いに得をする「公平の契約」をまとめるスキルです。
説得とは、相手に働きかけて態度や行動を変化させることです。営業職の仕事は、説得を必要とする場面が多々あります。セールストークやプレゼンテーションによって、提案の内容がお客様にとって有益であることを納得させ、購買行動を起こさせるには説得のスキルが必要不可欠です。
営業と一言にいっても、扱う金額はもちろん顧客とのコミュニケーション方法も異なるため、求められる適性も変わってきます。
メリット
営業職に就くメリットを3つご紹介します。
総合的なビジネス力を養える
先に説明したように、営業職にはビジネスに必要とされる全ての要素が詰まっています。商品をどのように売って利益を上げるか考えられる『企画力』、それを顧客や社内に伝える『コミュニケーション能力』、それを実行に移す『行動力』など、業務を通してさまざまな能力を磨けます。
達成感を味わえる
自分の提案した内容が顧客に受け入れられたとき、そしてその提案で喜んでもらえたとき、営業職の醍醐味を感じられるでしょう。また成約の成果がダイレクトに収入につながるので、結果を残せば見返りとして大きな収入を手に入れることができます。
多様な価値観に触れることができる
例えば経営者など、普段の生活ではなかなか出会えないような方から話を聞くことで、自身のキャリア形成の幅を広げることができます。
デメリット
反対に、営業職に就くことのデメリットをご紹介します。
ノルマ(目標達成)のプレッシャーがある
営業職では必ず売上目標が設定されており、その数値目標を追いかけなければいけないためプレッシャーが生まれます。そのためストレス耐性のない人には厳しい仕事です。
クレーム対応が必要
さまざまなお客様と関っていくため、クレームは時に不可避な状況で発生します。そのとき対応することは正直辛いです。
営業職に合う人
では、営業職はどのような人が合うのでしょうか。下記のような人が向いています。
- じっとしていられない人=活動的な人
- 時間に拘束されるのが嫌いな人=自由を求める人
- 決まりきった仕事をすることが苦痛になる人
- 相手の話をじっくりと聞いた後、自分の主張も伝えることができる人
営業職に合わない人
では、反対に合わない人はどのような人でしょうか。下記のような人が営業職に向いていません。
- 大勢の人と一緒にいることで安心する人=孤独を嫌う人
- 9時から5時まで机に座っていられる人=動より静を好む人
- 会社に行ってさえいれば給料がもらえると思っている人
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お仕事研究~営業職ってどんな仕事~
営業職でブラックと呼ばれる業界について詳しく記載されています。ぜひチェックしてみてください。
既卒のための業界解説|不動産業界がブラックと呼ばれるのは、その営業スタイルに原因がある!
既卒のための業界解説|代理店営業はつらいよ(生命保険業界編)
既卒のための業界解説|何かとブラックと噂の保険業界って実際どうなのよ?
法人営業
法人営業はクライアントが会社単位となるので、扱う金額は高額です。場合によっては億単位にのぼることもあります。「スケールの大きい仕事がしたい」という方に、チャレンジしていただきたい仕事です。
一方で、やり取りする相手より多くの専門的知識のみならず、商談相手が複数人にわたるためプレゼンテーション能力や資料の作成能力なども求められます。法人顧客は、顧客の組織的な問題の解決が購買動機になります。
また商品選定や購買決定に、複数の担当者が関わる場合が多いのも特徴です。そのため、コンセンサスを得るために時間と手間がかかります。さらに決定権を持つ担当者や、商品選定に強い影響力を持つ担当者を特定し説得する必要があります。
ここまで読まれて営業職に興味を持たれた方、カウンセラーから営業職に関する就活情報を聞いてみたい方はこちら。
過去の転職成功例を見てみよう
以下では、弊社から法人営業職に就職された方の一部をご紹介します。
内定者の声|既卒で留学すると就活不利? そんな事ない、営業職に内定!
個人営業
個人への提案なので、扱う金額は法人営業と比較して低くなります。ただし個人が働いて稼いだお金をいただくため、“契約してもらいやすい”ということはありません。ですからマメに足を運び、顧客と信頼関係を築くことが大切です。
その代わり、一度契約すれば顧客と仲良くなるというケースもあります。「自分のキャラクターやコミュニケーション力を活かして働きたい」という方におすすめです。
既存(ルート)営業
ルートセールスとは、すでに取引のある企業やメーカーなどの顧客に対して商品やサービスのセールスを行う営業スタイルです。新規に顧客を開拓するのではなく、既存の顧客の要望や現状をしっかり把握し、売り上げを向上させるのが使命です。
ルートができているとはいえ、競合他社はたくさんいるので油断は禁物です。「成約できて当たり前」というハードルの高さが、ルートセールスの難しいところ。
いかに顧客のニーズをしっかりとつかみ、そのニーズに沿った商品提案ができるか、顧客のメリットにつながる販売戦略を打ち出せるかが重要です。ルートセールスの方は、企画力やプレゼンテーションスキルが求められます。
顧客と良好な関係を継続させるため、まずは顧客の信頼を得て、よい相談相手・ビジネスパートナーとして認めてもらわなくてはなりません。長期的にお付き合いのある顧客からクレームを受けると、精神的ダメージがあります。やはりビジネスなので、顧客に損害を与えると今までの付き合いなどは関係なく怒られるんです。
大型案件を担当しているにもかかわらず、しっかりと対応しなかったために担当から外されるとノルマを達成できない可能性があります。顧客とのマメな連絡を通じて、親密なコミュニケーションを築くことのできる方、明るい対応ができて人づきあいが得意な方に向いています。
過去の転職成功例を見てみよう
内定者の声|既卒女性がECサイト向けシステムを提供するITベンチャーで内定獲得
法人の既存(ルート)営業職は、経験者の募集が多くなります。
弊社の取り扱う求人でも「法人営業経験1年以上」等の要件を求める求人が多いです。
新規開拓営業
新規顧客を開拓する営業は、新しく顧客になる可能性のある見込客(新規見込客)にアプローチし、関係を構築して取引を開始します。既存顧客は関係維持の努力をしても少しずつ減っていくため、新規開拓ができない企業の発展はありえません。
新規開拓営業は契約を断られることも多いため、精神的な強さを要求されます。反面、新規顧客との成約は、「新規顧客獲得」と「成約」との二重の喜びがあります。失注しても次にいこうと、前向きに考えられる人が求められるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!パート②では販売職、技術職、事務職についてご紹介していますので、ご覧ください。
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