1996生まれ。岐阜生まれ、岐阜育ち。岐阜大学の看護師学科を卒業し、幼い頃からの看護師になるという夢を叶える。新卒ではとある京都の病院の脳神経外科で勤務する。日々激務の中、真摯に患者さんと向き合えていないことに違和感を覚える。迷っている人の意思決定に関わる、伴走したいのであれば看護師でなくてもよいと思い他業種へ転職を検討し始める。YouTubeでUZUZを知り、直感が働き即応募。めでたく2019年4月に入社。ブラックな環境で働いていた為働きやすい環境を作りたいという気持ちは人一倍強い。現在はCSとして奮闘中。
病弱な身内がいたこと、そして母が看護師だったこともあり、小さい頃から“病院”が身近な存在でした。その影響からか「自分の手で大切な人を守りたい」という気持ちが人一倍強く、中学で“看護師”になることを決意したんです。
高校・大学は“看護師”を基準に進路を決めたんですが、肝心の“就職先選び”にすごく迷ってしまって……。なぜなら、大学院に進み海外で“健康教育”について学びたいと思っていたから。
大学在学中に「ネパールの健康増進プロジェクト」に参加したり、「国際会議」に出席した経験があり、発展途上国の医療問題にすごく興味があったんです。でも、看護師は大学病院などのいわゆる“大きい病院”に3年勤めて、はじめて一人前と認められるもので……。
看護師として一人前を目指すか、大学院で勉強を続けるか……。散々悩んだ末に選んだのは「看護師」でした。実は現場を経験しておくと、大学院にも入りやすくなるという話も聞きまして(笑)。
そうして意気揚々と飛び込んだ看護師の世界は、想像上に過酷なものでした。
私は脳神経外科に勤めていましたが、残業や早出勤は当たり前。8時勤務開始の日は、遅くとも6時45分には出勤していましたし、退勤が0時を過ぎる日も多かったです。
何よりも辛かったのは、看護師同士の人間関係……。
質問したらため息をつかれる、無視されるなんてことは日常茶飯事でした。あの頃は、毎日浴びるようにお酒を飲んでいましたね。完全にストレスです(笑)。
ある時、悪性の脳腫瘍のある患者様のお薬を調合することになりました。こういったお薬は一人では扱えません。先輩とペアを組んで作るんですが、手が空いているのにも関わらず、誰も対応してくれなくって……。
ついに心に限界がきて、その場で吐いてしまいました。
「この病院で働き続けたら本気で体調を崩してしまう」と思い、転職を決意。改めてどんな働き方をしたいのか考えました。
たどり着いた答えは、「もっと“心”に寄り添うサポートをしたい」ということ。でもそれなら“看護師”という仕事に固執せずともいいのではないか……。キャリアについて悩んでいた時、YoutubeでUZUZの存在を知りました。
UZUZの仕事は、就職して新たな人生を歩みたい人をサポートするもの。「私のやりたかったことだ!」とピンときました。そうしてUZUZに応募、晴れて入社することとなりました。
キャリアサポートを中心に、さらにウズウズカレッジの運営にも携わっています。
キャリアサポートでは、ご登録くださった求職者の方にお電話でヒアリングを行います。「週4日しか働きたくない」「就職する踏ん切りがついていない」など、毎日色々な方のお悩みをお伺いします。私のヒアリングが求職者の方の間口を広げることにもつながるので、責任重大な業務です。
あと私、一緒に働くキャリアサポートチームのメンバーが大好きなんですよ!
週2回ミーティングを実施し、どんどん新しいことに挑戦・改善していく毎日なんですが、楽しさとやりがいを感じています。
私は頑固なので、やらないうちに諦めるということができない性格で。無理だとしても、まずは挑戦してみたいタイプなんです! だからこそ、どんどん新しい施策にチャレンジするこのチームが合っているのかもしれません(笑)。
ウズウズカレッジでは、講義や入校生のサポートを行なっています。担当カウンセラーと相談しながら入校生の目標立てを手伝ったり、細やかな変化にも気づけるように、日々声かけを実施中です!
キャリアサポートとウズウズカレッジの運営。そのどちらの仕事でも、コミュニケーションに手を抜かないよう気をつけています。前職は人間性を否定されることが当たり前の世界だったので、その反動もありますね。同期のなかには、毎日先輩から“劣等生だ”と言われ続けている方もいたので……。
とはいえ“手を抜かない”の塩梅が難しく、苦戦する毎日です(笑)。
乱暴なコミュニケーションでは、人は成長できません。キャリアサポートチームでも、ウズウズカレッジにおける入校生サポートでも、「相談しづらい環境」にならないよう気を配っていきたいと考えています。
UZUZに入社してから、“ものの捉え方は人それぞれ異なること”に改めて気づかされました。自分では思いつかない考え方や知らない世界を見れる毎日は、とっても楽しいです!
また密に関わる立場にいるからこそ、求職者の方が“その人の良さ”を活かせる企業に内定をもらった際は、本当に嬉しいですね。
UZUZで働き出してから、自分の弱さと向き合えるようになりました。
仕事上、求職者の方一人ひとりの“人生”や“弱さ”を毎日たくさん聞きます。それゆえ「自分はどうだろうか?」と考えるようになったんです。
私は、とにかく良い子でいようとするタイプでした。
看護師の頃は「看護師=優しい」のイメージを壊さないように働いていました。そのため、“仕事は感情を抑え込むもの”だと思っていて……。嫌だと思ったことも伝えられなくて、フラストレーションが溜まりアルコールに逃げてしまったり……(笑)。
“嫌なことは嫌と伝える”、当たり前に感じることかもしれませんが、前職ではできなかったことなんです。
そんな私が自分の弱さと向き合い上手に感情を表現できるようになったのは、一緒に働くメンバーとUZUZのおかげです。
正直いって私は「このスキルを何が何でも身につけたい」という希望がありません。
それよりも「人ができない部分を補える存在」になりたいです。かゆいところに手が届くような人……でしょうか。
そもそも私は、全員があらゆる出来事を完璧にこなす必要はないと思っています。“できない部分”は“できる人”が補えばいいんです。
だから私は、“最強のサポート役”を目指していきます!「不破と一緒に働きたい」そう思ってもらえる存在になれたら幸せです。
サポート役と聞くと“縁の下の力持ち”や“支える役”というイメージが出てくるんですが、私の目指している姿とはちょっと違っていて(笑)。誰かの背中を後押しできて、その人のパワーを2倍3倍にもする“起爆剤”のような人……そんな人になりたいです!
UZUZに登録するか迷っている人へのメッセージ
たくさん一緒に悩みましょう! 悩むことは、決して悪いことではありません。
私は、1年間勤めた前職を転職先が決まる前に辞めました。退職する際、看護師長に「どこにいったって通用しないからね」と言われ、かなり気落ちしたこともあります。UZUZに入社するまでは、就職先も決まっていない「人生崖っぷち」状態だったんです(笑)。
そんな“崖っぷち”だった私も、今は楽しく働けています。人生、意外となんとかなるものです!
だからたっぷり悩んで、「自分らしい生き方」を一緒に探しましょう。この先どうしたらいいかわからない……。そう悩んでいる方は、まずは私と話すことから始めてみませんか?