UZUZ

CHIHIRO
SAKAE

榮 千尋

デザイナー

1979年生まれ。東京都出身。イラストレーターを夢見て専門学校に進み、卒業後、特に就活する気もなくアルバイトでアパレルの販売を始める。アパレル販売にハマってしまい、そこから10年ほどアパレル業界で働く。その後、急に「やっぱりデザインをやりたい!(洋服じゃなく)」と思い立ち、退職。デザイン学校に入り直し、基礎から学び直してWebデザイナーとして就職。UZUZではWebデザインに留まらず、デザイン全般の仕事に携わる。

生活のために始めた販売員にハマりにハマった20代

子どもの頃から絵を描くのが好きだったので、美術を学べる高校に進学しました。デザインの専門学校に進んだ後、「イラストレーターになりたい」という夢を抱くようになりました。2年生になると周りが就職活動を始めましたが、当時は「どこにも属さず、オリジナルの絵を描きたい」という想いが強かったので、就職先を探さずそのまま卒業してしまったんです。

それで、バイトをしながら絵を描こうと思い、服屋で販売員をはじめました。生活費のためと考えていましたが、仕事がとても面白くてハマってしまって!接客やバイイング(買い付け)に携わるだけではなく、店に飾るPOPを描くチャンスもあり、自分の絵をお客様に見てもらえる機会にも恵まれました。

この時の店長には、社会人としてのイロハを教えてもらったと思います。働き方に妥協がなくて、在庫の収納法からレジに入れるお札の方向まで、仕事の細部にこだわる方でした。お酒の飲み方や上司との接し方も教えてもらい、これは今でも私の働き方に強く影響を及ぼしています。

販売員の仕事を辞めてからは、エスニック雑貨店での販売を経験しました。その後は再びアパレル業界に戻り、アルバイトから正社員として働くことに。店舗ではなく本社勤務となり、EC事業部に配属されました。

しかし、当時の私は一本指でキーボードを打ってしまうほどPCリテラシーがほとんどない状態でした。見たいページをなかなか見つけられず、探すのにとても苦労していました。

「私みたいにPCの使い方が分からない人でも、分かりやすいサイトがあればいいのに...」。悩んでいたとき、ふと「デザインを変えれば、サイトも見やすくなるんじゃないかな?」と、考えるようになりました。そのとき、デザインを趣味で終わらせず、ちゃんと仕事としてやってみようと急に思い立ったんです。会社を退職し、Webデザインの専門学校に通い始めました。

「納品して終わり」ではなく、「納品して始まる」仕事がしたい

専門学校でWebデザインを学んだ後、転職エージェントに登録して就職活動を始めました。29歳で業務未経験だったこともあり、内定をもらえるか不安はありました。しかし、運良く選考可能な求人が見つかり、無事にIT企業のデザイン事業部に就職。まずは社内で使用する資料作成からスタートし、徐々に外部企業のパンフレットやWebサイトの制作を担当しました。

担当した外部案件は、納品した後、どのように自分の制作物が使われるのか、またどんな反響があるのかを知ることができませんでした。そのため、作って終わりではなく、その後の修正にまで携われる仕事をしたいと思うようになりました。その会社で7年ほど働いた後、キャリアアップを兼ねて転職を決意します。

Webデザイナーとして登録した転職エージェントに紹介してもらったのが、今働いているUZUZでした。早速応募し、面接で専務の川畑から話を聞いたとき、「忙し過ぎて手が回らず、作りたいものがたくさんあるのに実現できないこと」にもどかしさを感じている印象を受けました。

そして数人の社員と面談して社内の雰囲気を見るうちに、「ここは空気が動いている!」と感じました。同じ業務を繰り返す閉鎖的な環境ではなく、常に新しいことにチャレンジし、社内を引っ掻き回すほどの勢いがあった。皆のそんな働き方を見て、「この会社の仕事に携わりたい」と思うようになりました。

自分を「変える」のに年齢なんて関係ない

内定をいただき、2016年の4月にUZUZへ入社しました。社員の平均年齢と私の年齢は、10歳ほどの開きがあったので、当初は大人しく働いていようと思っていました。でもオフィスで飛び交う会話が面白くて、笑うのを我慢できなくなってしまったんです(笑)。徐々に社内にも溶け込むことができ、皆と過ごすうちにジェネレーションギャップも感じなくなりました。

前職では心を閉ざしがちでしたが、UZUZではよく笑い、よくしゃべり、素の自分を出せるようになりました。社会人として働いてきて十数年、こんなに自然と笑いながら働けるようになるとは思ってもいませんでした。UZUZで働くようになってから、「いくつになっても性格って変えられるんだ」と気づけたことはとても良かったと思います。

現在、自社メディアの制作や修正は私ひとりで担当しているので、今後は人数を増やして制作部をもっと大きくしたいと思っています。メンバーにデザインや構成を学んでもらい、ゆくゆくはクライアント企業の外部案件も担当できる体制を作りたいと考えています。私はディレクションだけではなく、実務も担当するプレイングマネージャーとして、これからも働き続けたいと思います。